君があいつと笑っている時に私はきっとインスタを見てる

sora

第1話 過去

 私が3歳くらいの時かな、おとうさんを見なくなったのは

お母さんが毎日、リビングで泣いてたの

寝室からこっそり見てた

私は話しかけようとしたが止めた、その理由は今でもわからない


でも、その時から私はお母さんを困らせないように毎日気を使いながら生活していた


 6歳の時、お父さんのような人が突然家に来るようになった

お母さんが紹介してくれた

「これからお父さんになる人だよ」

その時の、お母さんは笑顔だった

だから、嬉しかった私以外にお母さんを笑顔にすることが出来る人がいて


  それからはごく一般的な家庭であった 

毎日がとても楽しくて嬉しかった



でもそんな日々は長く続くはずがなかった


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