ざまあについて


 なろう界隈でここ何年もざまあ系が流行っていると言われているが、ふと思ったのだ。

 一般受けするドラマも大分ざまあ系なんじゃ?


「半沢直樹」や「下町ロケット」などの池井戸潤さん原作のドラマは特にざまあ要素が強調されてるような。

 役者の顔芸を楽しむって側面もかなりあるけれども。


 世間的にざまあ要素って求められてるのではなかろうか。


 今の日本人は多くがざまあを求めているのだなあ。


 まあ、あんまりチャチいざまあ、ざまあ対象があまりに小物で、主人公がざまあする理由があまりに小っちゃいことを根に持っているように感じられたり、違う世界線を選べる力を手に入れたのにざまあするためだけにわざわざ元の世界の過去に戻ったりするのは主人公があまりに恨みを忘れられない、主人公に問題ありとしか思えない、そう感じてしまって妙に冷めてしまうのだが。


 池井戸潤さんはざまあが上手いのだなあ。丁度いい悪役から巨悪までを順番に追い詰めてざまあしていくのは確かにスカッとするものね。


 などということを、昨夜遅れて視聴したゴッドタンマジ歌選手権の東京03角田のマジ歌を聞いて思ったとさ。

 そのマジ歌が、角田が「半沢直樹」に出演したことで全て帳消し、って内容だったので、そこからそう言えば「半沢直樹」って……ていう連想。

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