スイッチ

作者 濃部栄三郎(ⒺNobu)

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★★★ Excellent!!!

高校野球のお話です。

太田尊くんは、身体的にも恵まれ、野球のセンスも抜群。
高校進学時は、あまたの有名高校から声をかけられたのですが、いずれも断り、とある公立高校に進学。野球部に入ります。

ところで、この太田くん。
コミュニケーションに、非常に難があり……。

「内気」では表現できないほど、無口であり、表情にも乏しい。

だからといって、何も考えていないわけでもなければ、嫌な奴でもないのです。

その太田くんの通訳として選ばれたのが、江藤さん。
江藤さんは、なんとか太田くんの良さをチームに知ってもらおうと奮闘するのですが……。

という、お話なのだけれど。

もうね。
良い……。

なにが良いって、「チームプレー」「団体競技」の醍醐味が、ぎゅっと詰まっている。
八話、九話あたりで胸が熱くなり、最後には、「このチームを甲子園に……っ」と願わずにはいられない。

スポーツをしたことがある。
団体競技をしたことがある、というかたは、この物語、かなり共感度が高いのでは?

読後感の良いお話です。