子供の物語に 美味しいものは あって欲しい

『ぐりとぐら』(中川李枝子・山脇百合子、福音館書店)……いいですよね。

 でっかいカステラとか、もう忘れられないインパクトですよ(追伸:調べたらパンケーキじゃなくてカステラだった!)。


 私が本格的に小説を書きたい! と思ったのは、香月日輪さんの『ネコマタのおばばと異次元の森(ポプラ怪談倶楽部)』を読んだからなんですけど。

(今は角川つばさ文庫から『ねこまたのおばばと物の怪たち』が出ています)

 主人公の舞子ちゃんが、オババが作った料理を、それはもう美味しそうに食べる。そして料理する楽しさにも目覚めるんだ……。『妖怪アパートの幽雅な日常』のるり子さんが作る料理も美味しそうなんだ……。


 村山早紀さんの『天空のミラクル! ―月は迷宮の鏡 (Dreamスマッシュ!)』に出てくるコーヒーとかラムネとかにも心踊りました。注ぐと星が散ったり、振ったら出てくるビー玉とか……。

 今はポプラ文庫ピュアフルから出てるけど、Dreamスマッシュ!版は、そらめさんの挿絵がめちゃくちゃ可愛かったんだよなあ……。


『はんぴらり! 2 秋の宴はおおさわぎ』(廣嶋 玲子、フォア文庫)に出てくる宴の料理も美味しそうだった……満腹を過ぎても食べたい……。


 こういう、不思議で美味しいものが出てくる物語を書きたいと思ってたよなあ、と、図書館の児童文庫コーナーを見て思い出しました。柔軟剤の匂いが移ってて、あまり読めないし長居出来ませんが……汗


 皆さんの、思い出す物語のご飯って、なんですか?


追伸

 オススメ児童文庫コーナーの中に、無月兄さまの『妖しいクラスメイト』が並んでいました。おお! って思いました(笑)

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