凛として

作者

73

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★★★ Excellent!!!

アンティークショップ『BEAR』の店長久間さんの前の物語とはまた違う物語。
でも面白い。
最後のシーンは、久間さんの人間らしさをと優しさを感じるとともに、誰もが泣ける。
奇妙なアンティークショップシリーズの新しい物語、ぜひ書いてほしいです。

★★★ Excellent!!!

秀逸なる連作短編アンティークショップ『BEAR』のサイドストーリー。
主人公の生業としている清掃業の具体的な仕事内容にも触れることができ、彼が何に価値を見出して、手にしたアイテムをどう使うのかも垣間見ることができる。今回の使い方はホラー要素が少なめで、心に刺さる二人の友情を描いたものとなっている。

テーマは「ロミオとジュリエット」。

舞台で演じるロミオ役の「凜」には、本番前に起きた事件を引きずったまま公演へと臨もうとしていた。そこへ、久間が気紛れに彼女の背中を押す。いつもなら、我関せずといった表情で、お気に入りのカメラレンズをフキフキしてるだけなのに。きっと、見つけたアイテムの想いが他とは違うオーラを放っていたのだと思う。

こちらから読み始めるのも十分に読み応えがありますが、先に本編のアンティークショップ『BEAR』を読んでからサイドストーリーへ入ると、更に感動が増すことでしょう☆

★★★ Excellent!!!

演劇を一度でも観たり自分がたったことがあると、どれだけ舞台に命が宿るかがわかります。役の魂を下ろすことでその俳優はその役になれる。最後に主人公が会いたかったのは、どちらだったのか、と勝手に考えてしまいました。遺品という形で人の想いを上手に扱う素敵な作品でした。

★★★ Excellent!!!

遺品整理の依頼を受け、遺品整理業者・久間は現場へ行き仕事を始める。遺品の中にいわくありげな劇の台本を見つける―― 

劇『ロミオとジュリエット』の相手役であり、親友でもあった友人の突然の死。この世からいなくなってしまい、想いを聞くことはかなわない。ところが郵便で送られてきた台本で奇跡が起きる。

ここでは粋な計らいをした久間さんですが、本編「アンティークショップ『BEAR』」では別の顔を見せます。ホラー好きが引きこまれる恐怖がつまっているので本編もおススメです。