イエスマン “YES”は人生のパスワード ー19.10.18.
監督:ペイトン・リード
「飛び込め、話はそれからだ!」
後ろ向きな人生を「前のめりに」変えるマジックワードは「イエス」それだけ。
唱えて様々な出来事に頭を突っ込んでゆく主人公は、
ハチャメチャだけれどだからこそ楽しそう。
もしかすると「イエス」と受け入れることで人は初めて、
自身の人生の主人公になれるのかもしれない。
見ていると好奇心がむくむくわいてくる、痛快ムービー。
サクセスストーリーというほど押しつけがましくもなく、
小気味よいシナリオ展開が最高。
笑って泣いて、2時間があっという間の出来事だった。
時代も世代も問わない秀逸な1本と見る。
アマゾンビデオで見たのだが、なにげにブラッドリー・クーパーも出ていて、びっくり。
こうした人生哲学ものの中でも、アメリカっぽいなぁと見ていて何度、思ったことか。
ともかく、ひとつの縛り、ひとつの「ルールで展開してゆく物語はいわば、
カタカナ禁止などとよく似ている。
けれどゲームの舞台が人生となればこうも豊かになるのだから、侮れない。
モノカキも複雑な設定と、難解なストーリーのみならず、
たったひとつの縛りだけを設定と、設定を発動させるシチュエーションで勝負。
単純、分かりやすいが、奥深い物語が紡ぐのもアイデアだな、と思った。
駆け引きも、クライマックスもその一点に絞り込めることから、
初心者にも向いていると考える。
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