精霊国異記 〜黒き月の剣士と死にたがりやの魔法使い〜

作者 相馬 みずき

87

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★★★ Excellent!!!

本作は四大元素の精霊が棲まう異世界を舞台として、年若い凄腕の剣士が幼い魔法使いの少女と出会うことから始まる物語です。
帝国将軍という重役に付きながら、職を辞して旧友に会うための旅の途中、主人公は野盗に襲われていた少女を助けます。そして、偶然にも目的地が一致したことから二人は同道することになり、始めは警戒していた少女も徐々に心を開いていくのですが、世界には戦乱の兆しが見え始めていたのでした。

古き良きファンタジー作品の王道を抑えており、剣と魔法と杖の世界が展開されています。昨今の異世界転生(転移)ものには飽き気味の方、原点回帰をしたい方には特にお薦めの作品です。

★★ Very Good!!

 ファンタジーならなんでも良い!と謳っているのに完成度が高い。逆パッケージ詐欺だ笑!!

良い点:主人公の心理描写や背景を描くまでもなく会話や間の取り方から滲み出てくる人間性、それを表現し切る文章力が素晴らしい。

気になった点:カクヨムでやるにしては最初の数話が少々取っ付きづらい印象を受けた。それが悪いこととは思えないが。