わたし、世界一幸せな下僕です。

作者 黒崎

謎多き「何でも屋」のクズなイケメンとダメンズホイホイな女の子の同居生活

  • ★★★ Excellent!!!

 「何でも屋」を名乗り、怠惰を好むクズなイケメンと、婚約者に騙され借金を負わされた哀れな女の子のドタバタ同居ストーリーです。
 冒頭はモデルか俳優を思わせる程容姿端麗なケイさんと、借金返済のため下僕生活を強いられているエリカちゃんの、色気のないやりとりが繰り広げられます。エリカちゃんはスナックで一生懸命働く傍ら、ケイさんがどこからか持ってくる「何でも屋」のお仕事に強制的に巻き込まれます。
 好きなものは女・ギャンブル・酒というクズ男三種の神器みたいな彼が持ってくる依頼は、アングラで危険な匂いがする事件? と思いますが、田舎町ならではのご近所の困りごとだったり、心が暖かくなるものばかりです。新宿歌舞伎町とは裏腹に。そこのギャップが良いですね。
 エリカちゃんはそんなドタバタな日常に巻き込まれながらも、頑張って働いています。今度こそ、ダメンズ意外の男性と結ばれてほしい所ですが、一体……?
 まだ明かされていないケイさんの秘密や過去も気になるところです。そしてエリカちゃんとの関係は……? 
 サラッと読めて思わず笑ってしまうような軽快なやり取りが癖になる作品です。

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