第2話 祖母の話


今回は、私の体験談をお話したいと思います。


怪談というか不思議な話です。


私の祖母が亡くなったのは、私が中学2年の頃だったと思います。


祖母は、父親の母でした。


私は、その祖母が大好きでした。


一緒に、お風呂に入ったり、布団に寝たり。


両親が共稼ぎで家にいなかったので、保育園の送り迎えも祖母がしてくれてました。


祖母も歳をとり、認知症や心臓、膝などが悪くなり、入院していました。


毎週、日曜日にお見舞いに行くと、嬉しそうに、「来てくれたとね。」と笑っていた祖母。


お見舞いは、毎週欠かさず行っていたのだけれど、行けない時があり、2週間ぶりにお見舞いに行った時は、祖母は、もう私のことが分からなくなっていました。


認知症が酷くなっていたのですね。


それがとてもショックで悲しくて、何だかお見舞いに行くのが辛くなっていました。


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