40 ☆甲斐視点☆
愛莉亜今日雅也と見合いだったよな。
愛莉亜大丈夫なのか?
って言うか、なんで雅也が相手なんだよ?
アイツは危険だ・・・。
まぁこっちの世界の雅也だろうけど、とにかくアイツには近寄らせたくなかったのにな。
気になる。
そうだ電話すればいいんじゃん♪
そしてピーチを手に取り愛莉亜に電話した。
「もしもし甲斐?」と可愛い愛莉亜の姿。
やっぱ顔も見れるっていいな。
今日も可愛い❤
「愛莉亜、今大丈夫か?」
「うん」
「お前さぁ・・・見合いしたんだって?」
「誰から聞いたの?」
「田中だよ」
「ああ優衣ね。うんしたよ・・・って言うかさせられたって感じ?しかも相手はあの雅也だし」
ああそれも知ってる。
「そうなのか?こっちの世界の雅也だよな?」
「うんそう・・・。こっちの世界のマサヤも嫌な奴なのよね!」
そうだ、嫌だな確かにアイツは。
「そうか・・・。ってことは俺達だけがこの世界に来たって事なんだな」
なぜかホッとしている俺。
俺達以外にも、こっちへ来てたらなにかと面倒だ。
なぜかって?
愛莉亜を奪われちゃうかもしんないから。
まぁそんなことはないだろうけど。
俺は愛莉亜のこととなると馬鹿みたいに愛莉亜でいっぱいになる。
今なにしてるんだろう?とか今泣いてないか?とか、気になって仕方ないんだ。
それから明日学校で愛莉亜に会う約束をしてピーチを切った。
そして次の日。
ふう。んじゃあそろそろ行きますか!
そして俺は学校に向かった。
学校に着くとなにやら人だかりが出来ていた。
ん?誰がいるんだ?と確認しようとしたら
「カイ様おはようございます」と数人の女から声を掛けられた。
「おはよう。今日も綺麗だねプリンセス」と心にも無いことを言った。
途端に「きゃあ~~」と言う叫び声が聞こえた。
ああうるさい奴らだな。ったく!
そして俺は人だかりが出来てるところを見て見た。
やっぱり愛莉亜か。
そうじゃないかとは思ってたけどな。
っうか今日もすっげぇ可愛いし❤
愛莉亜より可愛い女なんて世界中探したっていない!
そう思っていると愛莉亜が数人の男に囲まれていた。
俺の愛莉亜に触るんじゃねえぞお前ら!
そして愛莉亜の笑顔が見えた。
ん?なに笑ってるんだ?
そんな可愛い顔俺以外に見せんなよ・・・頼むから。
そして男の方を見ると全員真っ赤な顔をしていた。
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