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「うわぁ可愛い!!」


「で、ここを押すと・・・」


「おおっ!!!誰か写ってる」


「私の友人です。もしもしユイ」


「ダイキ君何?」


ん?今優衣って言った?そしてコンパクトを覗きこむと。


私の親友の優衣だった。優衣までこの世界にいんのね。


そしてコンパクトの向こうの優衣と目があった。

その途端。

「あアリア姫様お久しぶりです」と笑顔で言う優衣。


「久しぶりだね。ユイ~~!!!」と笑顔で言った。


優衣はどこの世界にいても可愛い!!!

でも優衣まで、姫様って呼ぶんだね。

その事に、かる~くショックを受けた私。


「あの、アリア姫様?どうかなされましたか?」


「ううん別に」と笑顔で返す私。


そして私はダイキに聞いた。


「ねぇ、ユイと私って仲いいの?あと、ダイキとの関係も教えてくれない?」


「ユイは城のメイドなんです。姫様とは何回か顔を合わせてる程度です」


「へぇぇ~~~。ねぇユイを私の侍女にして欲しいんだけど、いいかな?」


「え?ユイをですか?」


「そう、元いた世界では私とユイは親友だったの。だから」


「姫様の仰られる事には絶対服従ですから何なりとお申し付け下さいね。では早急に手配致します」


ダイキ絶対服従って私ってそんなに偉い人間じゃないし。

ってか、私は姫らしいから、ここでは偉いんだっけか?

はぁぁ~~~マジで、これからどうしよう。

まてよ。元の世界では、私と甲斐ってどうなってんだろう?行方不明者にでもなってるかも。

早く帰らなきゃマズイ事になりそう。

でも帰りたくても帰る方法がわかんないから、どうしようもないんだけど。

まぁなるようにしかならないから、これ以上は考えないようにしようっと・・・。

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