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こうした拘りだったのですね。
一美さんとしては、誤解が生じてしまい、間に合うように真相が伝わらないうちに、事故が起きてしまう可能性、錬次が死んでしまい誤解がそのままになってしまう可能性がある以上、現在の夫、お腹の子の父の安全・円満を最優先して、断るのが正解だと思うのですが。断り切れないのですね。。。
作者からの返信
いつも応援頂きありがとうございます♪
主人公の並々ならぬ決意は、最愛の奥さんに対する後悔や罪悪感、そして千紗ちゃんとの新たな人生を歩みたいという強い想いからきてました。
一美ちゃん的にはそうした懸念が多くありますし、頭では解っていたと思います。
仮に主人公一人のワガママだとすれば、断るという選択も出来たかもしれません。
しかしそこには幼馴染の願いまで加わり、未来から来た旦那の愛情まで感じて、どうにもならなかったのでしょうね。
作者も歯を食いしばりながら書きましたが、一美ちゃんへの負荷はかなり重かったと思います……泣
前話の感想で拗らせすぎと書きましたが、ここまで来るともう常人の思考からは、かけ離れてるね。身近な人を不安にし、不快にし、他人の命(前の自分と今の自分は他人なのに)すら掛けてまでする事なのかな?
ああ、この主人公はまさに過去に囚われすぎた亡者なんだ。
作者からの返信
いつも応援頂きありがとうございます♪
確かに一般常識的な発想とは、だいぶ違うかもしれませんね。
置かれている状態から、そもそも常識的ではありませんが。笑
いくつか要素を挙げると、初期からの言動にもかなり妻への未練は感じられます。自分ではこの時代の千智と一美を応援すると言いながらも、かなり迷ってるなぁと。
あとは死に別れた愛する人に、もう一度巡り会った時の人間の心理はまともでいられるのか。ここは作者の想像ですが、フラれた元カノとバッタリ会うのとは比較にならない、強い葛藤があるかと。
最後に、彼には過酷な運命が降りかかり、今まさに二度目の死が遠くない状況にあります。これは充分に思考が極端な方に動く要素になるかと思いました。
まぁ相当やらかしそうな動きになっているのは、違いありませんけどね!笑