第4話「彼女は意外と可愛い」
はい、何だかんだ夜になりました。
「泊まるんだな」
「exactly!」(和訳?:イグザクトリー!)
「んでも、寝るとこないぞ?」
俺は一人暮らしをする貧乏大学生だ。
故に、ワンルームのクソ狭い部屋に住んでいる。
玄関を入れば、まず廊下に沿いにキッチン。そしてトイレと風呂がセットである。そしてその奥に、6畳ほどの細長い部屋があるだけだ。
部屋にはベッド、そして飯とか食べるためのゆか座式の小さなテーブルがある。
ベッドとテーブル、その二つで部屋はほぼ占領されている。
二人が寝れるスペースなんてあるはずがない。
「Don't you sleep with me?」(一緒に寝ないの?)
「ノーセンキュー」
「why?」
なぜと言われてもなぁ・・・。
「ビーコーズ・・・ユアーキュート」(Because you are cute/君が可愛いからだよ)
女の子には褒めてあげなさいと、昔姉貴に言われたのでその通りにしてみました。
だから寝れないのです。そういうことにしておきます。
「エヒッツ・・・」
顔を紅潮させ、知らん言葉を発しました。理解不能です(´・∀・`)
でも可愛いから和みます。萌えます。
「わかったら、帰ってくれ。OK?」
「ナイン」(○ Nein:独語・英語:Nine ✖︎)
「え? 七?」
「アップリーヌン」
「何を言ってるのか分からないのだが・・・まぁ否定してるのはわかった」
「さすが!」
「日本語喋れるんじゃねーか!?」
「・・・?」
「もうそれいいよ!? 勘弁してよ!?」
結局、同じベッドで寝ました。
追記、なんか良い匂いがしました( ´ ▽ ` )
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