★★★ Excellent!!! 淡々と命をつないでいく、少女の静かな極限状態。 桐谷はる 人里離れた山の中。装備なし。スキルなし。悪天候。 まぎれもなく極限状態なのですが、少女は淡々と生き抜いていく。今まで見たことのないサバイバルでした。ステレオタイプの「子供」ではなく、冷静で賢く、でもやっぱり子供である主人公がとても魅力的でした。ラスト部分は読み返し必須です。大人の自分が読んで無茶苦茶良かったですが、児童文学としても良質だと思います。 レビューいいね! 1 2022年4月26日 02:15