⑻弟の意地

 寒くて堪らない。

 肌一面に鳥肌が立って、身体中から血の気が引く。指先が強張って、頭の芯がじんじんする。


 湊と別れてから、航は独りきりで闇の回廊を駆けていた。耳鳴りがする程の無音の空間だ。一人分の足音が何処までも反響し、平衡感覚が狂って行くのが分かる。


 孤独感による恐怖と生理的な嫌悪感が滲み出して、航は今にも叫び出したい衝動に駆られた。助けの望めない絶望の闇の中を独りでぐるぐると歩き回っている。


 鼠浄土ねずみじょうどの昔話を思い出す。

 謙虚な善人は手厚く持て成され、悪人は過ぎた欲によって身を滅ぼす。教訓めいた御伽噺の最後、欲張り爺さんは地中深くに取り残され、そのまま土竜もぐらになったのだと言う。

 助けを求めて彷徨い歩く様が不気味で、航はその場面を鮮明に覚えていた。


 今も何処かで助けを求めているのかも知れない。

 ガキじゃあるまいし、と航は自嘲した。


 航は足を止めた。

 目の前で闇がぐにゃぐにゃと脈打って歪んでいた。向こう側がどうなっているのかは見当も付かないが、立ち止まるなんて選択肢は初めから航の中には無い。


 意を決して飛び込んだ時、航の目には絶体絶命の窮地に晒された昴とレグルスの姿が見えた。


 燃え盛る火炎がドーム状に二人を包み、その凄まじい熱波の影響で視界が歪んで見える。術者であるシリウスが皮肉っぽく嗤い、航は本能のままに駆け出していた。


 突然の乱入者にシリウスが驚いたように目を丸めた。

 魔法陣が朧に霞み、航は手にしたパルチザンを一気に振り抜いていた。

 迸る炎の槍は届かなかった。シリウスはすぐ様に航へと照準を定め、迎撃の姿勢を取った。しかし、レグルスはその隙を見逃さなかった。


 耳を劈く高音が響き渡り、両者共に行動不能に陥った。航は平衡感覚を失ってその場に崩れ落ち、シリウスもまた、片耳を押さえて膝を突いた。


 炎の中から腕が伸びる。

 焼けただれた貧相な腕だった。ーーけれど、其処から溢れ出る圧倒的な威圧感は魔法界の王と呼ぶに相応しい貫禄を感じさせた。


 金色の魔法陣が広がり、虚無に染まっていた闇の中に曇天が立ち込める。この世の終わりを思わせる不吉な空だった。航は遠くに響く雷鳴に目眩がした。


 ぴしゃりと、鞭を打ち付けるかのような稲妻が駆け下りる。それは雨のように其処此処に降り注ぎ、辺りは一層不気味な雰囲気に包まれた。


 炎の勢いが弱まり、その中に昴が見えた。

 相変わらずのお荷物だ。けれど、彼がこの魔法界の命運を握っていることは確かだった。


 航は耳鳴りを堪えながら、パルチザンを杖にして立ち上がった。


 降り注ぐ雷と大粒の火球。まるで、夢を見ているようだ。これが最強の魔法使い同士による戦いだ。どう考えても自分なんかが太刀打ち出来る相手ではない。この天変地異のような魔法の攻防の中に身を投じた昴には同情しか無い。


 航はどうにか昴の元へ駆け寄った。

 レグルスは自分達を庇うようにして前線に立ち、シリウスを迎え撃つ。しかし、その攻撃は相手をほふる為では無く、もっぱら防御に当てられていた。


 航は気付く。レグルスに戦う意思は無い。向かい来るシリウスの攻撃を往なし、戦意を削ぐことが目的なのだ。


 つくづく、湊にそっくりで苛々する。正論も正解も分かっている。レグルスはシリウスと戦うことを望まず、対話による解決を望んでいるのだ。


 御人好し過ぎて腹が立つ。きっと、それはシリウスも同じなのだろう。

 その感情には覚えがある。航が湊と喧嘩をすると、いつもそうだった。

 湊は感情を置き去りにした正論を口にする。我慢ならなかった航が拳を振り上げれば迎撃するが、いつも何処かで手を引く。それが一番、ムカつくのだ。




「航……」




 昴が情けない声で言った。

 航は苛立ちのままに舌打ちを漏らし、そして、二人の最強の魔法使いによる攻防に息を呑んだ。


 火球の礫が降り注ぎ、レグルスの金色の盾が傘のようにして広がる。稲光が頭上で光り、航は本能的な恐怖から身を屈めた。

 どちらの攻撃も受けたら無事では済まないだろう。

 死ぬかも知れない。殺されるかも知れない。ーーだけど、それよりも、自分の正義を貫けない方が航にとっては堪え難かった。


 航はパルチザンを構えた。

 血のように赤い魔法陣がパルチザンを染め上げる。目の端で捉えたらしいシリウスの攻撃の矛先が此方を向く。足元から真っ赤な炎が蛇のように這い回る。航は飛び越えると同時に航は身を低くした。


 シリウスの魔法陣が牙を剥く刹那、航のパルチザンが火を噴いた。凄まじい爆発が起こり、辺りは文字通り炎の海となっていた。

 飲み込まれる寸前、レグルスが光のバリアを張った。航は光の壁に守られながら、炎の向こうで牙を研ぐシリウスを睨んでいた。




「もう止せ……!」




 絞り出すような声でレグルスが言った。




「こんな戦いに何の意味があるんだ……!」




 その時、炎が割れた。闇に染まる道の中央にシリウスが立っていた。猛禽類に似た金色の瞳は愉悦に歪んでいる。それが本心なのか仮面なのか、航には判別出来ない。


 シリウスは一瞬、顔を強張らせ、何かを言ったように見えた。しかし、燃え盛る火炎によってその声は航へ届かなかった。


 現状がどうなっているのかはよく分からない。

 湊が言っていた。此処はイデア界と呼ばれる共通知識の世界で、シリウスは他者の意識を繋げて思想を支配する。これまでの王家の支配より性質たちが悪い。


 価値観を同一とするコミュニティに閉じ篭って、異なる思想を排除する。結局、ディストピアだ。徹底した管理社会では個人の思想すら排除される。




「くだらねぇ」




 航は吐き捨てた。


 こんな戦いに意味なんか無いだろ。

 非生産的で不毛だ。だが、航にはそれを口に出すことが出来なかった。ーーシリウスは、余りにも自分に似ている。


 彼は自分の相似形だ。

 品行方正で非の打ち所の無い兄と比較され、集団から弾かれ、居場所の無かった幼い頃の自分だ。もしも魔法界に来なかったら、自分たちの関係性は希薄になっていたのかも知れない。

 湊がどうかは知らないが、少なくとも、航は兄の苦悩なんて欠片も気に掛けなかった。


 航は足元で蹲る昴を見遣った。

 意志薄弱で優柔不断。このくだらない戦いを初めから見ていた癖に何も出来ず、的外れな正論を投げ付ける。


 被害者面で流されるだけの弱者が一番嫌いだ。




「お前の過去とか未来とか知らねぇ。生きようが死のうがどうだって良い」




 でも。

 炎の中に佇むシリウスを前に、航は言った。


 湊でも昴でもレグルスでも駄目だ。自分でなければ言えない。




「でも、お前はムカつく。ーーだから、ぶっ飛ばしてやらなきゃ気が済まねぇ」




 正論なんてシリウスがきっと一番分かってる。

 航が言うと、シリウスが笑った。何処か幼く、無邪気な笑顔だった。


 なあ、湊。俺にはこの戦争の本質が見えるぜ。

 打開策も分かる。ーーでも、俺にはそれが出来ない。


 信念を貫けないこと、負けないこと、逃げないこと。航が譲れないことは沢山ある。全ての原点にいるのは父でも母でも葵くんでも昴でも無い。


 生まれる前から一緒で、何をするにも気に掛かり、絶対に負けたくないと思いながらも、誰よりその力を認め理解している。


 航は誰かに頼ることが不得手だった。全部自分の力で成し遂げたいと思うし、その為なら幾らだって努力する。自分の行為の責任は自分で取るし、誰のせいにもしない。ーーでも、もしも一人だけ選ぶなら。


 航の答えは決まっていた。迷う余地すら無かった。


 なあ、湊。

 航は此処にいない兄へ呼び掛けた。返事は期待していなかった。だが、先程のカルブの存在を考えると、無意味とは思えない。

 頭の中で魔法陣を描く。これまで散々世話になって来た転移魔法陣を応用し、自分の移動ではなく、他者の転送を組み込む。


 転移魔法には正確な座標が必要だ。ーーだが、航にはそれが分かる。

 レオの村でもそうだった。聞こえるはずの無い湊の悲鳴が聞こえた。生まれる前から一緒だった自分たちは、この世にいる他の誰より互いのことを知っている。


 航の首から下げていたラピスラズリが淡い光を放った。足元には美しい幾何学模様の魔法陣が浮かび上がった。それは泥中より蓮の花が咲き出でる様に似ていた。


 白い光が人影を形作る。

 決して体格には恵まれてはいない。それでも、精巧な人形のような面を見れば誰もが息を呑む。

 長い睫毛が伏せられる。その奥、透明感に満ちた濃褐色の瞳が凛と輝いた。




「ヒーロー見参?」




 湊が笑った。

 航は知らず強張っていた肩の力がすっと抜けた。


 誰もが状況を理解出来ない動乱の最中、湊だけが動き出す。その腕がポケットへ伸びた時、シリウスが察したように魔法陣を広げた。


 火柱が一直線に湊を狙った。しかし、それは寸でのところでレグルスの金色の盾に阻まれ、遥か上空を焼き尽くして行った。


 湊がポケットから取り出したのは、航が渡した無限の紙だった。首飾りが青く光を放つ。航はパルチザンを片手に炎の中へ突っ込んだ。

 パルチザンの穂先がシリウスを捕らえる刹那、ひらりと躱される。その動きを予測していたのは、恐らくきっと、湊一人だった。


 目の端に青い閃光が走った。

 魔法効果を付与した因果の矢が、体勢を崩したシリウスに突き刺さる。痛みに歪むその顔を航はコマ送りのように見ていた。


 青い魔法陣だった。

 航には理解出来ない複雑な数式とルーン文字の羅列が幾何学的に刻み込まれ、まるで満天の星に見えた。


 ーーこのやり方は効率が悪い。対処するべきなのは魔法陣ではなくて魔力そのものだ。


 嘗て湊の語った仮説が目の前で形を成す。


 ーー理論上、魔力を打ち消す魔法陣は作れる。


 

 術者の魔力回路を破壊する忌むべき魔法。

 シリウスの作り出した魔法陣が砂上の楼閣の如く消えて行く。


 美味しいところはくれてやる。

 兄の言葉を思い出し、航は拳を握った。




「お前には言ってやらなきゃならないことがある」




 シリウスが防御の姿勢を取る間も無かった。左腕を大きく振り被り、シリウスの頬を捉えて振り切っていた。


 乾いた音が響き渡った。


 途端、周囲を埋め尽くす地獄の業火は消失し、辺りには宇宙空間が広がっていた。

 航は荒い呼吸を整えながら、声を張り上げた。




「俺の親父はヒーローだ!!」




 シリウスは口元の血を拭い、呆然と俯いていた。対して航は頬骨を打ち付けた拳を見遣り、滲む血を他人事のように眺めていた。









 20.ジャイアントキリング

 ⑻弟の意地










 ーー。

 人間界から来た十五歳の少年が作り出した悪夢の魔法。弱肉強食の魔法界で魔力を強制的に消し去るそれは、殺すよりも惨い魔法陣なのかも知れない。


 一切の無駄を排斥したその美しい数式は、天才の閃きによる奇跡の業だ。例え思い付いたとしても、魔法使いならば決して使おうとはしなかっただろう。それは諸刃の剣だった。この魔法陣が出回れば、魔法界そのものが変わる。


 昴は、魔力を失ったシリウスを愕然と見ていた。

 見ていることしか、出来なかった。


 湊は淡く発光する反魔法陣を片手に、氷のような冷たい無表情だった。其処には悲壮な覚悟があった。シリウスの魔法使いとしての未来を奪ったも同然である。

 反魔法陣を打ち消す魔法陣は、まだ開発されていない。


 シリウスは愕然と項垂れ、両手を見下ろしていた。だが、虚ろに面を上げると、喉を鳴らして笑い始めた。




「因果の矢か」




 湊と航を引き込んだ張本人であるシリウスにとっては、これ以上無い程の皮肉だった。


 シリウスは笑っていた。その笑い声が何処までも遠く、虚しく響いた。

 呆然と立ち尽くしていたレグルスは、突然、酷く思い詰めた表情で歩き出した。敗者へ掛ける言葉なんて無い。どんな言葉も侮辱になる。しかし、レグルスが向かった先はシリウスではなく、湊だった。




「お前は、航の双子の兄なのだそうだな」




 問い掛けられ、湊は静かに頷いた。

 レグルスは僅かに表情を和らげ、湊の頭を撫でた。




「先程は見事な腕前だった。その歳で、大したものだ」

「どうも」



 湊は可愛げの無い返事をして、目を背けた。

 レグルスは喉を鳴らして笑っていた。相貌は粉塵に塗れ、衣服は焼け焦げている。見窄みすぼらしく無残な有様でありながら、彼はこの場にいる誰よりも威風堂々と立っていた。




「航が言っていたぞ。俺は頭が固くて、お前にそっくりだと」




 湊の顔が分かり易く曇る。

 昴は、こういうところが年相応で可愛いと思う。




「俺たちの思考回路は似ているそうだ。お前が俺なら、どうする?」




 湊は頬に着いた煤をパーカーの袖口で拭った。

 今まで何をしていたのか全く分からないが、彼には彼の戦いがあったのだろう。


 俺は。

 湊が言った。




「俺は、馬鹿は嫌いだ」




 捨て鉢のような乱暴な口調だった。




「特に、協調性を謳う馬鹿が嫌いだ。みんなでやることが正しくて、素晴らしいことだと信じ切ってる。それが間違ってるとは思わないけど、一人でも頑張って来た人間だって同じくらい立派だろ」




 彼らしくもなく舌打ちを漏らして、湊はいじけた子供のように目を背けた。




「俺は自分がすごいと思ったら尊敬するし、大切だと思ったら守る。兄弟とか血の繋がりとか関係無いだろ」




 ああ、ヒーローだ。

 昴は此処にいない彼等の父を想起する。


 閉鎖病棟と白い病室。精神異常者のレッテルを貼られた昴を、ヒーローだけが真っ直ぐに受け止めてくれた。


 どうして、僕を守ろうと思うの。

 昴の問いに、ヒーローは少しのてらいも無く答えた。

 それって、理由が無いと駄目なの?


 あの頃に見た透明な眼差しを鮮明に思い出す。

 湊も航も、相対評価に囚われない。肩書きや他者評価を置いてけぼりに、その人の本質を見ようとする。




「ちゃんと相手を見定めろ。そうでなきゃ、別の人間に生まれた意味が無いだろ」




 湊の言葉は、レグルスにどのように響いたのだろう。

 彼は弟がいたことすら知らず、人々を守る為に反旗を翻す革命軍を打ち倒して来た。今更、双子の兄弟だったなんて言われたって受け止められるはずが無い。


 しかし、レグルスは違った。


 湊が片手に携えていた因果の矢を奪い取ると、己の腕へ向け、迷い無く一直線に突き刺した。零れ出す血液は非現実的に鮮やかだった。

 反魔法陣が起動し、レグルスの中から魔力が消えて行く。




「お前、何をーー!」




 制止を叫ぶ昴に、レグルスは不敵に笑った。




「言っただろう。俺は戦争から下りると。その責任は俺が負う。王として、ーーとして」




 レグルスに何の罪がある?

 昴には分からない。けれど、湊は全てが分かっていたかのように黙りこくっていた。


 矢を引き抜いたレグルスは、流れ出る血液も構わずにシリウスへ向き直った。




「双子がどういうものなのか、俺は知らん。ーーだから、これから知ろうと思う」




 レグルスは拳を握った。




「その為に魔法は不要だ」




 現時点、レグルスを超えるリーダーはいねぇ。

 航の言葉を思い出す。その通りだ。昴は笑った。


 俯いていたシリウスは、幽霊のような虚ろな顔をしていた。航はパルチザンを下げていた。




「ムカつくだろ、あいつ」




 そう言いながらも、航は何処か誇らしげに見えた。




「何でも出来て、何でも持っていて、誰からも必要とされて、非の打ち所が無い癖に、有り得ないくらい鹿なんだ」

「……」

「いつもそうだった。ムカつくし、うざいし、目の上のたんこぶなのに、一番俺のこと見てる」




 それがまた、腹立たしい。

 航は舌打ちした。




「俺にとっては唯一無二の兄貴で、越えるべき壁だ。ずっと競い合えるライバルなんだよ」




 だから、格好悪い姿を見せられたり、他人に侮辱されると腹が立つ。




「湊を負かすなら俺がやる」




 航らしい言葉だ。

 シリウスは有り得ないものを見るような目をしていた。考え方も価値観も違う。だが、彼等は間違い無く互いを受け入れ認めている。




「負かすなら俺が、か」




 シリウスが微かに笑った。

 その向こうで、レグルスが役目を果たした因果の矢を投げ捨てるのが見えた。

 二人は互いに歩み寄り、握手を交わすーー間も無く、拳を握った。


 それが振り切られる様を見て、昴は呆然と立ち尽くしていた。

 嘗ての湊と航を重ね見る。魔力を失った二人の王が、意地も矜持も殴り捨てて、その身だけで取っ組み合いの喧嘩を始めたのだ。


 血塗れになる二人を前に、昴は制止するべきだったのだろう。ーーだが、出来なかった。

 彼等は初めて互いを認め、その為の手段として拳を選んだのだ。それを誰に止められようか。湊も航も静かだった。魔法抜きの対人戦闘ならば彼等の方が上だ。レグルスとシリウスの泥臭い兄弟喧嘩はどのように見ていたのだろう。昴には分からなかった。


 湊と航は隣に並び立ち、囁くような小さな声で言った。




「俺たちって、悲しいけど双子なんだよな」

「うん。悲しいけどね」




 湊が肩を竦めると、航が笑った。

 互いに満身創痍でありながら、その面には充足感が浮かぶ。


 航が言った。奇しくも、その声は湊と重なり合っていた。




「お前と双子で、良かったよ」

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