映画として

バブみ道日丿宮組

お題:記録にない映画 制限時間:15分

映画として

「映画といえば、パニック映画かな」

「あれって、ただびっくりするだけで中身ないじゃん」

「それいったら、ホラーだってそうだよ。怖い格好した俳優が出てくるだけの話」

「都市伝説とかリアルでホラー現象が起こる話もあるみたいだよ。あとは映画で心霊現象が起きたとかあるじゃない」

「あれも仕込みかなんか入ってるでしょ。ピアノ線使うとか、電動とか、いろいろあるよ。音を拾ってないのが臭い。絶対に聞かれたくない音があるんじゃないかって思う」

「影が襲ってきたりするのもあるじゃない。あれは映画じゃなかったけど」

「そんなんマスキングして黒くしてるだけじゃないの。もろ編集しましたみたいなものじゃん」

「そういい始めたら、何も見れないじゃん。仰天ニュース面白いんだけどなぁ」

「面白いものは見るよ。つまらないものは見ないだけで」

「パニック映画もホラー映画も面白いよ」

「どうかなぁ。中身がないのはちょっとねぇ」

「今度おすすめの持ってくるから一緒に見ようよ」

「一人で見るのが怖いだけじゃないの? こないだ、ベッドでずっと抱きしめてきたじゃない」

「そ、それはあなたがずっといじってくるから、や、やめてほしくて……」

「はいはい。そういうことにしておこうかな」

「いつもそう。もうやめてっていうのにずっとしてくるんだから」

「もっと乱れてほしくてさ。そういうのをもっと見たい」

「だったら、AVでも見てればいいじゃない。……見たら、怒るけど」

「やっぱ君で発散するしかないじゃん」

「もう! 知らない!」

「パニックAVなら面白いかもしれないな」

「それももうお話関係ないよね? 最終的にえっちするだけじゃん」

「エロが入るとまた違ってくるんだよ。集中力も桁違いな量が溢れてくる」

「男子だけだよね!? わたし、そう思わないもん」

「怪物の太くて長いのが女性を乱暴するのってなんか大男にやられてるみたいで結構好きなんだけどな」

「あなたのは小さいものね」

「その小さいのに何度もイカされてるのは誰だろうね」

「ふ、ふん」

「まぁおとなしく今日はアニメ見よう。こないだ発売になったんだ」

「わかった。飲み物とトイレいってくる」

「怖いのは出ないから安心だよ」

「トイレいくのはそういう意味じゃないから!」

「わかってるよ」

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映画として バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri

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