Session5-11 釣果、良し!

GM:PCターン!

シュシュ:助けてライズくーん!

GM/ライズ:「やっかいだなぁ……いくぞー!!」(ころころ)出目6、スパークかプロテクション!

オルフ:胴体と触手4にスパークかな。

GM:OK。(ころころ)抵抗失敗、ダメージは11,14!

イスデス:いいぞ~!

シュシュ:かわいいぞー!

GM/ライズ「よし、通った!」ライズの《光魔二条》で収束された魔力が雷撃を通し、デビルオクトパスの胴体に直接叩き込まれる。常人であれば即座に昏倒しそうなものだが、5m級の怪物にとってはまだまだ余裕のあるダメージだ。


オルフ:まあ打撃に強いけど取り合えず3回殴ってきますね。「上等だ、行くぞ」《衝風・捨身相殺》を胴体へ。電流で筋肉が硬直したところへ打撃を差し込む!

GM:胴体の残りHPは50だ。

オルフ:(ころころ)3ヒット、ダメージ……(ころころ)ぐえ、自動失敗がひとつ。あとは15,16ダメージ。

GM:柔らかいので、防護は7になり17点通し。


シンカイ:手番開始、ターゲットサイトを再び起動して、今度こそ【クリティカルレイ】Bを自分に。胴体へ単体攻撃!(ころころ)出目……8+1、ダメージ19。

イスデス:うーん……惜しい!

シュシュ:刀ならっ……!

アルクトス:刀は折れた、もうないんだ。

シンカイ:「く……未だ至らずっ!」手番終了。

GM:それでも15点通って、残りは18。


イスデス:回復に回りましょう。ジャン、アルクに【キュア・ウーンズ】!(ころころ)7点と6点回復で手番終了。

「うーん、流石に何度もは難しいな……マナもあと少しだ!」残りMP、2。


GM/ライズ:「アルクーっ!」

アルクトス:胴体へファイアボルト撃ちます。(ころころ)行使15。

GM:(ころころ)出目がいい、抵抗18。

オルフ:頑丈。

アルクトス:ぐぬぬ。(ころころ)半減、弱点入れて7点。「む……倒し損ねたか。まあ、あと1回か2回殴れば落ちるだろ」

GM:弱点を受けてたじろぐ。残りHP、11!

シュシュ:こっちはそのまま、防御姿勢を入れて《巨象守護の型》! ジャンくんとかばいあって終了します。



GM:最後の敵のターンか……触手の行動!(ころころ)1本はそのままシュシュへ。もう1本は別の対象を狙うぞ!

シュシュ:なにぃ!?

GM:触手3はシュシュを解放する。そして……(ころころ)ジャンくん。

シュシュ:かばう。

GM:……そうだったぁ!!!(笑) えーと、(ころころ)14点物理ダメージを入れて、またシュシュに絡みつきます。ジャンを狙って再度攻撃を仕掛けるも、絡まれたままのシュシュが気合いでカバー!

イスデス:依然シュシュちゃんは鉄壁! よって無敵!

GM:そして触手4はそのままシュシュを攻撃。(ころころ)おっ、痛恨撃! 24点物理ダメージだ。

シュシュ:ひぃん。11点通って、残り6……。

ジャンくん:『やれやれ、我も持ち直してきたというのに』

GM:からの……胴体! スミを吐く!

シンカイ:(ころころ)アイソアーマスクで対象を吸います。オクトパス……6ゾロでこい!

GM:うおおおおお!(ころころ)来たわ。

一同:(笑)

シュシュ:そんなことある???

イスデス:予言しないで。

GM:予告ホームラン。

オルフ:他告ホームランなんだよな。

シンカイ:わたくしの命とてそうヤワではありません……最大の攻撃でなければこの命とれなくてよ!(ころころ)抵抗失敗。

GM:(ころころ)ダメージでも出ろよぉ。8点、毒! ぶしゅっ。さらに、10秒間命中-1!

シンカイ:「~~~~~っ!!」目にもらって盛大に咳き込む。

GM:敵の手番終了。波動のダメージは……(ころころ)

オルフ5、シュシュ2、ジャン3、シンカイ2、イスデス1、ベージ4、アルク5。回らねぇ!


GM/ライズ:「みんなっ、生きてる!? 大丈夫だよねっ!」

オルフ:無事を確認して、殴りかかる。【キャッツアイ】更新しつつ《衝風・捨身相殺》

。胴体を3回攻撃!(ころころ)2ヒットで、物理ダメージ15点が2回だ。

GM:8点ずつ通して、16ダメージ。(ころころ)生死判定6ゾロはなし。

イスデス:敗れたり!

オルフ:「……ッし、終わりだ。」


シュシュ:「オルフ様……よかっ……た」触手が緩み落下、ジャンくんが受け止める。

シンカイ:「……」静かにシュシュの服など身だしなみを直してやります。

アルクトス:「はぁ……思ったよりタフだったな」煙草にティンダーで火を付けて吸い始める。

イスデス:「今回も激戦だったねぇ」

オルフ:「アルクトス、回復を頼む。俺はひとまず水でも汲んでくる」その辺からバケツ借りてきて真水大量に持ってきましょう。

GM/ライズ:「うわああん! シュシュ大丈夫!? ジャンも! いたくない!?」

シュシュ:「……何とか生きております……ぬるぬるが気持ち悪いですがこの程度でしたら…」

GM/ライズ:「よかったぁ……助かったよぉ……タコってまさかこんなにでっかいなんて……」


シュシュ:いやしかし、硬くなったジャンくんでも危なかったな。バクメA投げてあげてもよかったかな……。

オルフ:集中して痛恨発動すると流石に危なかったっすね。

シュシュ:そしてシュシュは最後までストガ(ストーンガード)を忘れていた。覚えてるときに限って弾くんだもん!

シンカイ:うぎゃーーー!! わたくしもですわーーー!!!!!

アルクトス:シンカイ打撃受けてないじゃん(笑)。

シンカイ:しゅん。

イスデス:その代わり、アイソアーマスク大活躍でしたわ。ジャンくんが助かった。

オルフ:私も戦闘終わってからしばらく石がふよふよしてた(笑)。

アルクトス:ううむ。追加で障壁魔法でも取るかー?



シンカイ:「さて……お約束ですわ」折れた刃のほうを頭にもう一度差し込んで叫びます。「獲ったどーーーーー!!」

GM/ライズ:「と、とったどーーー!!!!!」

オルフ:「お約束なのか……?」

アルクトス:「ああ、『無人島生活の神様』でな……」(笑)

シュシュ:「しばらく蛸は見たくないです……」整えて貰った衣類をぎゅっと握って。

オルフ:「どうせグランゼールに戻ったら見る事も……、……台所に入ったら代わるか」

GM:オクトパスの体内を探ると、やはり"紫水晶"が見つかるだろう。

前回見つけたものと同じくらいの大きさで、取扱いには注意する必要がありそうだが、

無事に持ち替えれば追加報酬は期待できる。

イスデス:「さて、食いでがありそうじゃあないか。」

GM/ライズ:「うん……とりあえず、食べられそうなところちぎって持ってこ」ぶちぶち。


シュシュとイスデスが戦利品判定を行い、「紫色の石(120G/金A)」を5つ入手。

これらはマテリアルカードにされ、シンカイに渡されることになりました。

さらに「自動:紫水晶(10000G/-)」と、釣った魚が合計で537Gぶん。

冒険者たちはそれらの戦利品を持ち、ハーヴェス王国へと帰還します。



GM:ハーヴェス西の海岸線に、夕日が沈んでいく。その光景は"100万ガメルの夕陽"と言われているとか、なんとか。

行きと同じく、海岸線を歩いて街へ戻る。おおよそ3時間弱で、君たちはハーヴェス南端の門へたどりつく。時刻は20時ごろ。



GM/漁師:「おう、戻ったか! 冒険者たちに……クロンヘイムの娘さんも!」

シンカイ:「この通り。蛸は食べられるかわかりませんが、仕留めてまいりましたわ」どや顔。

オルフ:「ああ、討伐完了だ」

GM/漁師:「おお! ありがてぇ。ほかの釣果も良かったようで……んじゃ、ちょいと数えてきます」漁師たちは感謝しつつ、君たちの釣った魚を買い取ってくれる。港を見渡すと、周辺では大雑把に簡易テーブルが広げられ、その上には魚料理や酒類が所せましと並んでいる。

アルクトス:宴だー!!!!

シュシュ:「わぁ……」テーブルの上の料理に少しだけ目を輝かせて

イスデス:「やぁやぁ、これは素晴らしい!」

GM:漁に出られないからか、20人ほどの漁師、その身内など(3割程度はリカントだ)が夕方から酒盛りをしていたらしいね。そして、その中には見知った顔も数人いるぞ。


GM/アリス・カーバイド:「あ、依頼おつかれさま。うまくいったみたいだねぇ。もぐもぐ。」

アルクトス:「居たのか」

シュシュ:「……ア、アリス様」ぺこっ。

オルフ:「何だ、参加してたのか」

イスデス:「おやアリスちゃん! 迎えにでも来てくれたのかな~?」

シンカイ:「まぁ、アリス様。大変お待たせして……あらあら、楽しんでいらっしゃるようで」

GM/アリス・カーバイド「いやぁ、君たちを見送ったあとさ。市場なんかを見て回ってたんだけど、冒険者一味と勘違いされちゃったみたいで……いや、実質そうなのかもだけどね。それで、帰りを待ちがてら適当に」

オルフ:「……そも俺達も、そう持て囃されるもんじゃないと思うけどな」


GM/漁師:「なんでも、グランゼールのマギテック協会の娘さんだとか? ありがてぇ話だよ」漁師たちが笑いながら話に入ってくる。

「壊れてた巻き上げ機や魔動冷蔵庫を修理もしてくれたしし、どうせ漁に出られねぇんじゃオレ達もヒマだからな」「大タコも退治してくれたってなら、オレたちの命の恩人って言っても過言じゃねぇや。どうだい、兄ちゃんたちも1杯?」

アルクトス:「1杯くらいなら」

シンカイ:「勿論、頂きますわ。家と墓地に顔を出したいので、あまり多くはなりませんが……」

シュシュ:「い……いえ、私は……ってジャンくん、押さないでっ……」

GM/漁師:「おお、そう来なくっちゃな!」アルクトスを取り囲み、漁師たちはエールのジョッキや漁師飯を手渡してくるよ。

オルフ:「遠慮しておく。俺は依頼をこなしただけだ」あと酒のめねぇんだ。

GM/ライズ:「うーん、オイラもお酒はちょっと……」

イスデス:すすすっと酔っ払いから距離を取る。


GM/女性:「なんだい、アンタたち下戸かい?」勝気な女性が、シュシュやオルフ、ライズに別の飲み物を配ってくれる。「ココナツジュースさ、少し甘味もつけてある。美味しいよ」

シュシュ:「……あ、ありがとうございます……(お水が好きなんだけどな……でも美味しそう)」おずおずと受け取って。

イスデス:「おおっと、面目ないがその通り。一滴すら飲めない下戸なのですよ。」

オルフ:「……はぁ」受け取っていよう。

GM/女性:「ハハ、下戸は珍しいことでもないからねぇ。アンタは……ああ、秘境の獣人さんかい?」イスデスにも配られる。

イスデス:「頂きます。ええ、ラージャハの砂漠の方の者でね」

シュシュ:This is アヌビス。


GM/アリス・カーバイド:「ま、日も沈んじゃったからねぇ。今から魔航船を出すのはめんど……危険だし、ゆっくりして明日の朝に出発しようと思ってるんだけど……どうかな? ……なんか盛り上がっちゃってるしさ」アリスちゃんイェーイ! と音頭を取る漁師たちの姿が見える。

イスデス:「あー……うん。そうしたほうが良さそうだ。」

シュシュ:「……そちらのほうが安全という事でしたら」

アルクトス:「……そうだな」酒のついでに漁師の話を取材したりしよう。

GM/ライズ:「いぇーい! じゃあ今日はみんなでお祝いだ!」

イスデス:「酒が入った状態ってのもアブナイ話だ。今宵は身を休めるとしよう。」

オルフ:「……まあ、持ち主がこの有様じゃな」アリスの方を見て。

GM/アリス・カーバイド:「お姫様みたいな名前って言われて、気に入られちゃってさあ。ウチの国の姫様は困ったちゃんらしいけど……」

アルクトス:「飲酒運転の末墜落とか、笑い話にもならんな」

シュシュ:端の方に積まれたタルの上に座ってジャンくんと話しながらジュースを飲んでいる。

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