Session5-8 フィッシング!(後編)
GM:太陽は、君たちの真上から照り付ける。時刻は正午を過ぎ、君たちは食事をしつつ魚……とタコがかかるのを待つだろう。
シュシュ:「小腹が空いたのでしたらこちらを……保存食を少しアレンジしたものですが、片手で摘みやすくしております」すっと皆の前にバスケットを差し出し。
GM/ライズ:「えっ!? わ、すっごーい! シュシュが作ったの!?」
イスデス:「ありがとうシュシュちゃん!片手間に食べられるってのは楽でいいねぇ」
シュシュ:「え、えっと……大したことはしておりませんが……」
オルフ:「……貰おう。助かる。」
GM/ライズ:「たすかる!たすかるー!」オルフのまねをしながら軽食をほおばるよ。
シュシュ:少し顔を赤くし海の方を見て竿を振るう。
4ラウンド目。オルフはいつも通り釣れず、2Gのアジが1匹。
シュシュ、アルクトスも不調で、1匹3Gのイサキが2匹ずつ釣れるのみにとどまります。
イスデス:(ころころ)
【ハリセンボンが釣れた! 3G。 危険感知11に失敗すると、HPが3点減少する。】
アルクトス:お笑いコンビ。
オルフ:そっちのハリセンボン???
アルクトス:「一部の地域では、約束を破ったらそれを丸呑みさせるところがあるとかないとか」
イスデス:「これを丸呑みかぁ……頑張って飲めるようになってみるのもありだな」
シンカイ:(ころころ)
【ロウニンアジが釣れた! 30G。 大物だ。】
「あら? 何かアジにしては随分と大きいような……」
GM/イマジナリ―漁師:「そいつはロウニンアジだな。アジの類中ではヒラマサに次いででけぇ。釣り人気も高いぜ、毒はあるが強くはないから安心だな!」
GM/ライズ:(ころころ)
【チキングラント(イサキ)が釣れた! 3G。】
「あっ、オイラも同じの釣れたっ!」
シュシュ:イサキがトレンド。
イスデス:穴場ですね。
アルクトス:魚群がおったんじゃろか。
GM/ライズ:「えへへー。なんだか嬉しいなぁ」
オルフ:「この辺りでは連れやすいのかもな」
GM/ライズ:「そうだね。このままたくさん釣っちゃおう!!」目的が変わってきている。
シュシュ:「……普段私たちが食べている物をこうやって私たち自身で手に入れる……なんだか感慨深いです」海とウキを見つめながら少しだけ饒舌になって。
5ラウンド目。日が傾き、オレンジ色の夕陽があたりを照らし始める。
オルフ:「………眠くなってきたな」でも周囲に人がいるので入眠はせずだいぶ意識が散漫……(ころころ)
【気のせいだった。】
オルフ:すやぁ……。
イスデス:だうーん。
オルフ:これ多分そもそも竿引っ張ってないな……。
GM:何もかからないと眠くなるのは世界の理。
アルクトス:かりかり。何か書いてる。
GM/ライズ:「そうだねぇ……オイラもちょっとだけ眠く……でも楽しいから!まだ起きてるっ!」
シュシュ:「……そうですね、私も少し……楽しんでるのかもしれません」
GM/ライズ:「みんなも楽しいよね? ね?」アルクトスの後ろから覗き込むライズ。
イスデス:「楽しい!」
シュシュ:少し照れくさそうに微笑む。
オルフ:「……釣れないと正直イマイチな感はあるな」
アルクトス:「悪くない……覗き込むな」
GM/ライズ「えー!? 何かいてるのか気になるーっ! アルクは作家さんなんだよね? ……釣り物語とかも書く? 書く?」
アルクトス:「気が向けばな」この顔で、気が向けばボーイミーツーガールの恋愛ものも書く。
イスデス:(ころころ)「うーん……おっ? 一気に4匹だ!」2Gのアジが4匹。
GM:上手く魚群にヒットした。大物ではなかったが、ハズレではない。まあまあだ。
オルフ:「俺から蛸の餌に使える大物の提供は出来なさそうだ」
シンカイ:「そういう時こそ景色と談笑、というのが釣りの嗜みですわ」
GM/ライズ:「オルフも大物釣ってほしいなーっ! つぎこそは!」
シュシュ:「……、……オルフ様、こちら日の当たりが強いので…場所を変わっていただけませんか?」
オルフ:「……変わってもらうか。」変に断るのも悪いかなって事で場所を代わってもらおう。
シンカイ:(ころころ)
【ミノカサゴが釣れた! 6G。 生命抵抗力判定13に失敗すると、3点の毒属性の魔法ダメージを受ける。】
GM:ぐさぁーーーっ。
シンカイ:「うぎゃー! ささくれですわーーーー!!!!!」
オルフ:「……いや、流石に気を使われる程では……あー」
アルクトス:「他のやつが釣ってるんだし、別に良いだろう」
GM/ライズ:「シンカイーッ!!」
シンカイ:「あうぅ……」腹いせに両断(ころころ)11点!!!
GM/ライズ:「斬ったぁぁぁーーーっ!?!?」
イスデス:「おお……一刀に伏せた」
シンカイ:「……マグロかサメでも釣れれば斬り甲斐があるのですけれどもね。もう。カサゴでは」
イスデス:「伏せたのは良いけどちょっともったいなかったかな?」
ライズ:「うーん、いいんじゃない? だってふつうにほら。みんな20がめる? とかするカードぽんぽんって投げてるんでしょ。サカナの1匹や2匹かるいかるい!」
シュシュ:「(言われてみれば……でも命かかってますもんね……)」
オルフ:「使うものと無駄遣いはまた別なんだがな……」
イスデス:「そうか……言われてみれば干し梅ときゅうり10個でBカード一つかぁ……」
アルクトス:(ころころ)
【ロウニンアジが釣れた! 30G。 大物だ。】
GM/ライズ:「むーん、そんなもんかぁ……あっ! アルクひいてる! ひいてるよ!!」
アルクトス:「騒ぐな」釣り上げる。
GM/ライズ:「でかいよ!がーんばれ!がーんばれ!」きゃっきゃ。
イスデス:「ふふふ、オルフくんは今日は調子が悪いみたいだね」
GM/ライズ:「なんだかんだ、みんなでかいの釣ってるよね……オルフ以外は……」
イスデス:「まぁ、時の運という言葉もあるし、気を落とさずに。ね?」
GM:いけすの中も、大物小物、混ざってそこそこかさが増えてきた来たようだ。
オルフ:「うっせぇ……ええい」ちゃぽん、とまた海へ投げ込み
GM/ライズ:「次はぜったいいけるよ! がんばって!」(ころころ)
【ミノカサゴが釣れた! 6G。 生命抵抗力判定13に失敗すると、3点の毒属性の魔法ダメージを受ける。】
GM/ライズ:「ふんっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
オルフ:さっきから特徴を生かしまくっている。
アルクトス:やっぱずるい。
シンカイ:「……」むすー。
アルクトス:「……ハリセンボンの物まねか?」
GM/ライズ:「……。なんかオイラ、さっきからトゲのあるヤツとかしか釣ってないんだけど……」
イスデス:「その毛を仲間だと思って寄ってくるのかしら。」
オルフ:「騒ぐな、魚が逃げるだろ。」 最後だけちょっとむきになっていよう
GM/ライズ:じーっ。とオルフを見ている。
シンカイ:「ぷっ」腹いせにライズのうなじに息を吹きかけます。
GM/ライズ:「うひゃ!?」
シンカイ:これは今日のわたくしたち、アレですわね。平和に釣りを楽しんで終わりますわ。
アルクトス:せやな。
シュシュ:HAHAHA、そういう依頼だった気がしますね。
シンカイ:なんという素晴らしい日々……。
オルフ:6ラウンド目……さーて……やるかー!(ころころ)
【ロウニンアジが釣れた! 30G。 大物だ。】
「……お、かかった」
GM/ライズ:「おおー!オルフやったじゃん!!」
オルフ:「まあ、1日釣ってりゃこれくらいはな」ちょっと得意げかもしれない。
シュシュ:背中越しにオルフとライズを見て微笑みながら自分の竿に集中する。
オルフ:「……あー……場所。助かった。」 他の人に聞こえないようにシュシュに礼を言っておく。
大物を釣ったオルフに加え、シュシュとシンカイはアジを、アルクトスはエイを。イスデスは2匹目のナンヨウハギを釣り、イベントは終了します。
最後のライズは……。
ライズ/GM:(ころころ)
【長靴が釣れた! 0G。】
イスデス:かなしみ。
シュシュ:やはりあったか、長靴。
イスデス:「これで皆大物が釣れたね!いえい!」
GM/ライズ:「ちなみにオイラはこれ。」長靴の片割れ
オルフ:せめて2回あれば、長靴をはいたライズが出来たのに。
GM/ライズ:「もったいないし、あらってみよーっと……」
アルクトス:「ところで」
GM/ライズ:「うん?」
アルクトス:「ここまで釣る必要があったか?」
ライズ/GM:「うーん……いいんじゃない? いっぱいつれれば、もうかるし!」
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