外伝 神様ゲーム知りました。
神様と契約して3日が経過し、世の中はゴールデンウィークへと突入した。世の中は
みんなで旅行!恋人とデート!友人とBBQ!
そんな青春を謳歌している。
そんな中俺たちは
(伊)「クソ!殺す!殺す!殺してやるよー!」
(神) 「もうやめてください!マジで体壊しますよ!本当にゲームを辞めてください!」
俺はもうゴールデンウィークの3日間このコントローラーを手放していない。
廃人になっていた。ゲーム楽しい。最高。
なぜこうなったのか。それは2日前に遡る。
(伊) 「休みだー!あー!最高!5連休!」
(神) 「うわっびっくりしました。いきなりなんですか。」
俺は帰ってきて叫んだ。5連休マジで本当に幸せだ。天国(エデン)はここにあった。イゼルカント様が目指す先はここだったのか。ガンダムAGE叩かれてるけど面白かったなー
(神) 「何でそんなニヤニヤしてるんですか。
気持ち悪いです。後今日の晩御飯はなんですか。」
(伊) 「今日は焼肉だ。贅沢しよう。ジュースもある。今日は機嫌いいからお前からなに言われても怒らねーよ。」
(神) 「本当ですか!実は掃除中、変なものを見つけたので教えて欲しいです。」
(伊) 「変なもの?」
神様が居候し始めた日にルールを決めた。
流石になにもしないのは申し訳ないということで、掃除や洗濯をしてもらっている。
俺は料理と買い出し役割分担を行っている。
これは本当に助かっている。マジで自分の時間大幅に増えて趣味が広がる。
(神) 「まず一つ目持ってきますね!」
(伊) 「えっ何個もあるの?まぁいいけど」
てかあいつ神なのになんも知らないよな。
最初洗濯機使い方わかりませんは衝撃だった。
掃除も穿いて拭いてたしまぁいいんだけど
ダイソン見せた時、あの目の輝き忘れない。
でもまぁあいつ物覚えはいいからすぐ覚えて色々してくれる。本当に助かっている。
あいつが知りたいというなら俺は何でも教えよう。あいつは賢いやつだ。
(神) 「これです。この女の人が大きく写ってるDVDはなんですか?」
(伊) 「あー!!ディスクの裏触らないで俺のコレクション!てかやめて!マジで嫌がらせか!
このバカ女神!最近お前の嫌いなピーマン入れたから怒ってんのか!」
前言撤回!コイツは馬鹿だ!
(神) 「なんでそんなに怒ってるんですか?
ちょっ暴れないでください。後、なんだかんだ
この子幼くないですか。」
(伊) 「お前人の趣味バカにすんなよ!
てかマジで分かってないんだな?」
(神) 「だから最初からそう言ってるじゃないですか。怒らないっていうから聞いたのに」
(伊) 「いいか神様。それは男の嗜みだ。
男ならみんな持ってる。男ならそれに特別な
感情を抱いてる。それは男の魂だ。」
(神) 「魂!?こんなものがこんな丸くて、穴が空いているものが!」
(伊) 「ああ。だから返してくれ。それは俺の魂だ。俺が俺であるために必要なものだ。」
(神) 「それはすいません。軽率でした。」
(伊) 「いやいいよ。まぁこれからはこれらには触らない方がいいぞ。魂だから。」
神様からAVが帰ってきた。魂とかじゃないからただのAVだから性欲を満たすものだから!
やべ、途中で笑いそうだったよ。
なんだよ。俺が俺であるためにって笑うわ。
てか魂これが魂って言いながらAVのディスク見るな。
笑っちゃうだろ。
(神)「つまり、この近くに置いてあったこの箱は
その魂を守るための防具ですか!」
やめて笑う。そう思いながら防具www
に目を向けた。
(伊)「あーPT5か」
(神)「ぴーてぃーファイブ?」
(伊)「そうそう。ゲームの機械だよ。これでDVDとか見れるから。だから近くに置いてあったのか。」
(神) 「ゲーム?あーピコピコ!」
(伊)「いつの感性だよ。お前ババアかよ。」
(神) 「ババアじゃないです!まだ若いです!」
(伊)「まぁ飯食ったら少しするか。楽しいぞ。」
(神) 「はいやりましょう。教えてください!」
この後俺はスキルのせいであんなことになるとは思わなかった。
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