星と君と願い事

広がる満点の星空。

「わあ、綺麗だね」

君はキラキラとした瞳に星を映していて。その横顔を僕は見つめていた。

「あ、流れ星!」

見れば一筋の煌めきが流れていくところで。

「お願い事しなきゃ」

焦る君が愛しい。

「願い事か···」

少し考えてから僕は目を閉じた。

“この先も、君の隣に”なんて。

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