第3話 三女の仕事と暴力の件

 スナック等夜で仕事を新しく始めたのですが、何故か仕事の有る日時をよく間違えて、行ったはいいけれど、今日は仕事が無い日だったとか、電話が掛かってきて今日は仕事の日だけれど、来てもらわないと困ると言われ時間に遅れて行ったりという事が何度も有りました。以前から勤めているスナックは有りがたい事にずっと使って下さっていました。他の夜の仕事は遅くなると従業員が送ってくれるという事でしたが、送ってくれる人がその途中で事故を起こして、怪我は無かったのですが三女自身が、怖いから辞めるとの事で辞めたり。他の人と上手にコミュニケーションが取れずに辞める事が多い様でした。

 三女は平成28年10月、子供が1歳になった頃に、美容師になりたいから美容の専門学校へ行きたいと言い出し、そこで、平成29年4月から通信で美容理容専門学校へ入学する事になりました。そして、従来のスナックはそのままに仕事を続け、昼の仕事を探し始めた三女ですが、やはり自分に自信が持てる仕事に就く事を目標にするという事で、これから3年間通信制で学んで資格試験を受けて合格し就職したいという事でした。と言っても、1ヶ月に1週間は学校へ通学しなくてはいけないので、通学は夜間(18時から20時)にして、専門学校生の生活を始め、平成29年5月から昼間のアルバイトも自転車で10分程度の距離のコンビニで始めました。レジだけでは有りませんし、公共料金やネットショップでの購入代金等の処理等も有りますし、商品出しやお客様とのやり取り、他のアルバイトの方々とのコミュニケーション等が大丈夫なのかと思いましたし、まだ仕事の有る日時の錯覚が多いので心配しましたが、仕事を決めてきてしまいましたので、見守る事にしました。時間が遅くなり車で私が送り迎え等という事も時々有りつつもそれなりに頑張ってコンビニ、スナック、学校と何とかこなして行こうとしていました。

しかし、やはり精神的に順調とは言い難く、自分なりに一所懸命に取り組んでいるつもりで、勉強をしていたとしても何処かぼんやりしていたり、仕事でも手順がごちゃごちゃになって時間内での仕事遂行が中々出来なくて、多分他のアルバイターや経営者の方とも酷い関係にはなっていなかったとは思いますが、変な人、仕事が出来ない人と思われていたのではと推測しています。仕事が上手く処理できない事等で、平成29年の初めころから以前よりも、イライラする事が多くなり、家族間でのやり取りで、少しでも自分に負担が掛かると思ったり、自分と考えが違ったりすると暴れる様になりました。

主人には相手が男である事から何もしませでした。主人の母親(三女からは祖母)には相手が年寄りである事から、暴言は吐いても、三女からの暴力沙汰にはなりませんでした。しかし、私には暴言を吐き易かったり暴力をふるい易い様で、素手や足や物で殴ったり蹴ったりしてきました。その暴力に依る打撲での内出血や腫れは日常茶飯事でした。それは、孫がある程度大きくなり周りの家族の感情の激高に依る怒りを、怖いと感じる事が出来る様になっても、何の躊躇もなく、子供(孫)の目の前で怒り狂い暴言を吐く事はずっと続きましたが、私への暴力は、令和1年の5月位まで続きました。仕様が無くて、三女が感情が高ぶっていない時に、私の身体の3か所程に出来ていた、大きく内出血している所をを見せて、

「これは、あんたが私を殴ったり蹴ったりして出来た内出血だよ。他にお母さんにこんな事をする人は居ないからね。」

と、私から三女は言われて、実際に酷い内出血を見た事に依り、殴る蹴るの暴力は私にしなくなりました。

三女は、家族間での感情のコントロールが非常に取りにくい状態は今もずっと続いています。その事に依り、孫の保育園の入園時期や発達障害の対処等、三女が親権を持っているが故に孫にとって良い状況を作ってあげられない事が、孫の年齢が大きくなればなる程、重大な障害になっていきます。

そして、三女はコンビニのアルバイトは、商品出しの仕事で決まった物をちゃんと出し切るまで、お客様とのやり取りで時間が取られたとしても、時間延長してでも出し切らないと終わらないから辞めると言って、平成30年2月に辞めてしまいました。

昼の仕事に就くことはあきらめた様で、夜のスナック等の仕事を探し以前からのスナックと合わせて週に3日程働く様になっていきました。この頃から、

「携帯で自分で配信し、その配信にコンタクトを取りに来た人と話をする仕事をしている。」と言っていましたけれど、いくら稼げるのか知りませんが、昼でも夜中でも何時でも大きな声でコンタクターと話をしているので、三女は主人や主人の母親とイザコザになる事が増えて行きました。

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