店内の家具一覧は、自分で管理してください
すぐに、家具の納入作業が行われた。
タイルテーブル。
黒は、中央手前の2人掛け席。
白は、中央奥の2人掛け席、それぞれ配置。
2人掛けソファーは、4人掛け席に配置。
これで4人掛け席、両側の椅子がソファーになったことになる。
例によって、余ったイスは端に
3人掛けソファーは、完全に個人用。
入り口入って左奥。
観葉植物の隣に配置。
ちっちゃい枕用の
「検収、あがりました」
いつもの拍手ののち、俺は代金をモリタさんに支払う。
「人力☆所持金タイムライン機能、発動!」
・前回残金 [111,450G]
・3人掛けソファー:-15,000G [96,450G]
・2人掛けソファー:-10,000G [86,450G]
所持金『86,450G』。
よしよし。
『船賃+食費』程度の残金は残ったぞ。
*****
「タドルさん、行ってしまわれるのですね」
「はい。
海を渡って、ガンダルを目指します」
「寂しくなりますね」
「でも、すぐ帰ってくるかもしれません」
「いや、あんた、何言ってんの?」
「ちょっと、秘密がありまして」
「そういえば、タドルさんは、『異能持ち』でしたね。
何もない場所に、『箱』や、『喫茶店』を出しますし。
まだ、秘密があっても、おかしくはないですね」
『異能』とは、おそらく。
『ユニークスキル』か『転生特典』を指すのだろう。
あのウェイトレスさんの『異能』は、何なのか。
やっぱり、知りたかったなぁ、とか思ったのでした。
「他に、ウチで開発しておいて欲しい家具ってありますか?」
「バーカウンターです。
今のカウンターは、4本脚のシンプルなテーブルを3個並べただけの構造です」
ここから、俺は、理想のバーテーブルについて、語った:
・高さ1m程度の背が高いテーブル
・天板はウッドで、これを一枚板にしたい
・3mくらいになりそう、もっと長くても良い
・お客さん側に板を貼る
・厨房側からは棚になっていて、モノを置けるとグッド
・ダークブラウンで塗装
・問題は、これに合わせるイス、『バーチェア』
・理想は『1本脚』のイスだけど、ウッドだと耐久性的に不安
・なので、鉄製の脚を考えている
・この『鉄脚』の入手が難しいので、バーテーブル作成は後回しにしていた
「なるほど・・・。
イスの問題ですか」
「屈強な冒険者が乗っても、安定する、背の高いイスとなると。
ちょっと難易度が高く感じています。
いっそのこと、『高さ1m』という条件を、諦める、という方向もあります」
「イスの検討はガンダルで行なうことになりそうですね。
一応、俺たちも、バーテーブルの検討だけは、してみようと思います」
*****
モリタさんは帰り。
天使は押入れから出てきて、ソシャゲを続けた。
俺は、ここで、前々から考えていたことを実行することにした。
それは・・・、
「人力☆家具確認機能、実行!」
・白コンテナ
・ベッドx2 [左奥、右奥]
・木製パーティション [左奥、右奥]
・簡易バーカウンター x3 [コンテナの前]
・簡易椅子x18 [バーテーブル前、2人席中央、他未使用]
・簡易机 x2 [未使用]
・タイルテーブル黒 [2人席中央前]
・タイルテーブル白 [2人席中央奥]
・1本脚テーブルx2 [2人席左前、2人席左奥]
・レッドドラゴンレザーソファー [2人席左奥]
・ドラゴンルーラーレザーソファー [2人席左前]
・簡易4人掛けテーブル [右]
・木製2人掛けソファーx2 [右]
・木製3人掛けソファー [壁際左奥]
・観葉植物(フィカス)x2 [壁際窓前]
・切り株スツールx2 [壁際窓前]
・ラダーシェルフ+雑多 [壁際入口左]
・樽x10 [各所]
・簡易ベンチ [外]
「家具、増えたなぁ」
一覧を書き出した用紙を、シミジミとした気持ちで何度も
以下、補足情報です:
・パーティションは最初、2人掛け席と4人掛け席の間にあったが
・今はベットを隠すために使っている
・不要になったイスやテーブル、そして
・これで、壁際の寂しさが、かなり緩和されたように思う
・不要テーブルは、棚としても使える
・不要イスのいくつかは、簡易ベンチと同じく外に置いている
・タイルテーブル黒には、黒のイス
・タイルテーブル白には、白のイスを合わせたい、と
・カウンター周辺と、4人掛けテーブルの改善は未着手
・パーティションも、もっとかっこいいモノを導入したい
・観葉植物をさらに増やしたい
最後に一言、言わせてください。
「本来、図を使って説明するべきものを、文字だけで説明するの、ヤヤコシすぎる!」
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