第122話 ハシビロコウに導かれて
バーニング火山にたどり着いたヒビキたちは、ある秘密を発見した。
「火山は、文字通りの山だけでなく、カルデラのような
「溶岩にじょうろで水をやると…」
「ようかんになった!」
「ようかんは、
それは、溶岩に水をかけるとようかんに変わることだ。
すると、
「誰か助けて!」
ハシビロコウが
「行こう!」
「うん!」
現場に向かうと、煙のモンスターにとらわれたハシビロコウの救出作戦が始まった。
「決めるなら、今しかない!」
「俺も力になってみせる!」
ヒビキとケンタは力を合わせて、
「ジュエリーレイン!」
「マーブルスパーク!」
チララとバニラ、ココアの
「ハシビロコウは、本種のみでハシビロコウ科ハシビロコウ属を構成する。別名シュービルである。大型の鳥類で、頭頂までの高さは百二十五センチメートル、中には百五十二センチメートルに達するものもある。翼開長二百四十五センチメートルである。体重五キログラムである。オスは平均五キログラムと、メスよりも大きい。羽色は青みがかった灰色で、背では緑色の光沢を帯びる。後頭に短い
「助けてくれてありがとう!僕はビロー!」
ビローはヒビキたちに
「ここのてっぺんに魔王がいると聞いたのだが…」
「だったら、プロミネンス地方の主である僕に任せて!」
「ありがとう!」
と、火山の頂上まで案内することになった。
「ちゅぴ!」
「ちゅる!」
「えいっ!」
ビローはヒビキたちを乗せると、空高く飛びあがった。
「すごい!」
「景色がきれいだ!」
そして、
「着いたよ」
「助かる!」
ヒビキたちは、魔王が待ち構えている火山の頂上にたどり着いた。
「グハハハハハッ!」
「あの声は…」
「魔王だ!」
そこに、魔王が現れた。
「本物の魔王が、ついに現れたんだね…」
ヒビキたちは、初めて実物で見た魔王に言葉を失ったのであった。
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