第45話 川の主釣り
ハミングタウンの住民たちからのうわさを聞いたヒビキたちは、町はずれの森へと向かう。
「ここに川の主が
「やってみないと分からない」
森を流れているせせらぎ川に行くと、そこにビバとチュースケがいた。
「川は、雨として落ちたり地下から
「うーん…」
「釣れないなぁ…」
ビバとチュースケも、川の主を狙っている。
「ちゅぴ!」
「引いてる!」
すると、ヒビキとチララの釣り
「行けっ!」
勢い良く引いてみると、
「アユという魚だ!」
「アユは、成魚の全長は三十センチメートルに達するが、地域差や個体差があり、十センチメートルほどで
アユが釣れた。
「すごい!」
「いいなあ!」
これには、空き
そして、
「来ましたよ」
ミオの釣り竿にも、当たりが来た。
「えいっ!」
「これは、ブラックバスだ!」
「Micropterusすなわちブラックバスは、八種を
と、ブラックバスを釣ることに成功した。
これを博物館に持ってくると、
「ブラックバス。それこそ、せせらぎ川の主なのです!」
シーバが、ブラックバスがせせらぎ川の主だと明かした。
「ちなみに、アイスソーダ島の主は、サメだ!」
「その通りです!」
サメも、すでに展示されている。
「ありがとうございます!では、そちらで管理いたします」
ブラックバスも、展示されることが決まったのであった。
一方その頃、アラシは町はずれの森にいた。
「忠告しておく。ここは未開の地があることを…」
アラシはこう言い残して、どこかへと去っていった。
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