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2022年10月6日 23:11
第七話もほんとうに興味深く読ませていただきました。特に印象的だったのはチェルニーさんの再登場です。第六話の最後でヴォルフラムさんが『明日、またあの女が姿を現したら、』と言っていたので、もしや……と思いましたが、まずブランシェさんの前に再び現れるとは想像していたなかったので驚き、その後のやりとりをとても楽しく読ませていただきました。読者目線でも、料理に薬を混ぜたのが誰であるかは、想像はできていてもまだ完全にはあきらかになっていませんが、自分が疑われるかもしれないとはまったく想像していないのか、あるいは疑われてもブランシェさんにプレッシャーを与えて犯人扱いすることが重要だと思ったのか……読み手としてはわからないのですが、どちらであっても(あるいはその両方であっても)、ここでブランシェさんの前に出てくることで、チェルニーさんというキャラクターの印象が一層強まりました。直前の話までは、ブランシェさんとヴォルフラムさんや、ヴォルフラムさんとアーヴィンドさんの存在感や会話のやりとり、事態に対する対応などのすばらしいシーンなどをたっぷり堪能させていただきましたが、その分、一旦読み手の視界から離れていたチェルニーさんを、六話から七話への切り替わりと共に、一気に再フレームインさせてくるところにもなか様の構成力のすばらしさを感じますし、ヴォルフラムさんの前ではなく、(おそらくチェルニーさんにとって与し易いと思われている)ブランシェさんの前に現れたことで、チェルニーさんがどういう人物なのかを改めて教えてもらえる気がして、よりブランシェさんに感情移入できた気がしました。次回も楽しみです。ありがとうございました。
作者からの返信
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。チェルニーの初登場は結構後々になってしまいましたが、彼女の役割とポジションはなんとなくおわかりいただけているかと思います。また、チェルニーはブランシェとは対照的に、どちらかというと悪意や敵意といったマイナスな感情にスポットを当てたキャラクターになっています。最終章に入る前にここで二人を改めて対面させ、二人の違いを出してみました。よりブランシェに感情移入できたのなら、嬉しく思います。また続きも、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。こちらこそ、ありがとうございました。
第七話もほんとうに興味深く読ませていただきました。
特に印象的だったのはチェルニーさんの再登場です。
第六話の最後でヴォルフラムさんが『明日、またあの女が姿を現したら、』と言っていたので、もしや……と思いましたが、まずブランシェさんの前に再び現れるとは想像していたなかったので驚き、その後のやりとりをとても楽しく読ませていただきました。
読者目線でも、料理に薬を混ぜたのが誰であるかは、想像はできていてもまだ完全にはあきらかになっていませんが、
自分が疑われるかもしれないとはまったく想像していないのか、あるいは疑われてもブランシェさんにプレッシャーを与えて犯人扱いすることが重要だと思ったのか……読み手としてはわからないのですが、どちらであっても(あるいはその両方であっても)、ここでブランシェさんの前に出てくることで、チェルニーさんというキャラクターの印象が一層強まりました。
直前の話までは、ブランシェさんとヴォルフラムさんや、ヴォルフラムさんとアーヴィンドさんの存在感や会話のやりとり、事態に対する対応などのすばらしいシーンなどをたっぷり堪能させていただきましたが、その分、一旦読み手の視界から離れていたチェルニーさんを、六話から七話への切り替わりと共に、一気に再フレームインさせてくるところにもなか様の構成力のすばらしさを感じますし、
ヴォルフラムさんの前ではなく、(おそらくチェルニーさんにとって与し易いと思われている)ブランシェさんの前に現れたことで、チェルニーさんがどういう人物なのかを改めて教えてもらえる気がして、よりブランシェさんに感情移入できた気がしました。
次回も楽しみです。
ありがとうございました。
作者からの返信
今回も嬉しいコメントをありがとうございます。
チェルニーの初登場は結構後々になってしまいましたが、彼女の役割とポジションはなんとなくおわかりいただけているかと思います。
また、チェルニーはブランシェとは対照的に、どちらかというと悪意や敵意といったマイナスな感情にスポットを当てたキャラクターになっています。
最終章に入る前にここで二人を改めて対面させ、二人の違いを出してみました。
よりブランシェに感情移入できたのなら、嬉しく思います。
また続きも、お時間があるときにでもお楽しみいただけたら幸いです。
こちらこそ、ありがとうございました。