第82話『先導者となれ 4』

 数日後。スマイリープロダクション、会議室。


凛果「よく集まったねぇ、このメンツが。」


奈々「わざわざありがとうございます!」


あや「ううん、皆でスカートを考えるの、とっても楽しかったわよ~」


銀杏いちょう「はい、楽しかったです。」


帆夏ほなつ「このような機会をありがとうございます!」


優奈ゆうな「それで、今日はそのスカートの案を発表すればいいんだよね?」


凛果「うん!って……オプティミズム♪にタメ口なの、ちょっと抵抗あるなぁ。」


優奈「いやいや、同じ年なんだから、いいんだよ。」


凛果「えへへ。」


千翼「じゃあまずは、Joyfulenceから発表しようか!」


凛果「うん!私たちは、こういう、一番スタンダードな、アイドルらしい可愛いらしいスカートです!」


かおる「可愛い!」


桃莉「えへへ~、ありがとう~」


凛果「じゃあ、Candy Rainから順番にお願いします。」


綾「うん!私たちは、Candy Rain衣装にも少し寄せて、斜めのオシャレな感じのやつ!」


舞央まお「やつ。」


蜜弥みや「ハニセンは、まるっとカボチャみたいなの~!」


舞央「みたいなの。」


凛果「若干、語彙力が足りてないスマプロでした。」


明結あゆ「デザインはすごく可愛いのばかりですね。ARC-EN-CIELはアルカン衣装とは少し雰囲気も変わって……エンベロープスカート……」


銀杏「なんですかいな、それは。」


明結「一枚の布を腰周りに巻いたようなスカートで、フリルもつけました。」


銀杏「可愛いやん。ラフツイは、もちろん和風スカート。幅広プリーツみたいになってるやつですね~。」


帆夏「いいですね!Dynamic♥Heartはやっぱり、動きやすさ重視で、中はズボンで腰にヒラヒラがついてる……やつです。」


舞央「やーつ。」


萌美めぐみ「あっ、#Sweets Angelは、あの……佳子かこちゃんにいっぱい考えてもらって、パニエみたいなふわふわのスカートにしました!」


千翼「可愛い!採用っ!」


桃莉「うるさい。ヒカリちゃん、どうぞ。」


ヒカリ「あ、うん。DEMUREは短いスカートは違うかな、と思って、ヒラヒラのさ、長い……やつだよ。」


舞央「やつ。粉雪はヒラヒラのスカートの上にレースが重なってて、後は雪みたいなふわふわが付けられたらいいなぁって思ってる!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る