『真葵ちゃん、お誕生日おめでとう!』

 7月20日。オプティミズム♪は今日も雑誌の撮影だった。


真葵まき「この衣装、やっぱりすっごく可愛いね~!」


ゆりか「ね~!」


杏虹あんじゅ「じゅげむぅ!」


優奈ゆうな「はーい、早く脱いでくださ~い。」


ゆりか「この後、どこに行くんだっけ~?」


優奈「どこですかどこですか~?」


真葵「えへ、えへへ」


杏虹「……?」


真葵「どこに行くのですか、杏虹さん!」


杏虹「遊園地ー!」


優奈「よっ!」


ゆりか「遊園地、行くよ行くよ!」


優奈「だから早く着替えるよ、ほら。」


真葵「はーい、お姉ちゃん!」


ゆりか「あはは!お姉ちゃん!」


優奈「いやいや、真葵ちゃんは年下だからまだいいとして、ゆりかちゃんはおかしいでしょ。」


杏虹「でも優奈ちゃんは頼りになるのです!」


ゆりか「そうそう!だから、お姉ちゃんだよね~!」


真葵「うん!お姉ちゃん!」


優奈「はいはい、妹たち。」


ゆりか「けど本当はひとりっ子だよね~?」


優奈「そうそう。ゆりかちゃんは本当にお姉ちゃんがいるね。」


ゆりか「うん!杏虹ちゃんは、弟くん?」


杏虹「うん。真葵ちゃんは?」


真葵「今はひとりっ子!」


優奈「今は……あ、そっか。」


真葵「うん!」


ゆりか「覚えてるの?」


真葵「ううん!」


「お疲れ様です。楽屋退室の準備はできましたか?」


ゆりか「あ!マネージャーさん!」


優奈「ごめんなさ~い、すぐ出ます!」


楽屋を後にしたオプティミズム♪は4人で電車に乗り、遊園地へ向かった。


真葵「えへへ~、楽しみだなぁ!」


ゆりか「ふふふ」


優奈「真葵ちゃんが楽しそうにしてくれるだけで嬉しいね。」


杏虹「お誕生日祝いのおでかけです!」


ゆりか「うん!」


真葵「えへへ、ありがとう!」


遊園地に到着したオプティミズム♪。


真葵「まずはあれに乗るよ!」


ゆりか「うんうん!楽しそう!」


優奈「あ、私……そ、ソフトクリーム買ってくる。」


杏虹「アタシモタベマス」


ゆりか「え?」


真葵「あれれ?」


優奈「ごめん!ジェットコースター無理!」


杏虹「アタシモ。」


真葵「えー!そうなの!?遊園地でよかったの?」


優奈「そりゃもう、主役は真葵ちゃんだもん。あのジェットコースターはふたりで乗ってきてくださいな。」


杏虹「小さいのなら乗れると思います。」


真葵「うん!分かったー!」


ゆりか「じゃあ地上から見ててね!」


優奈「うん、楽しんでおいで。」


こうして、真葵は誕生日をオプティミズム♪と一緒に楽しく遊園地で過ごすことができた。


真葵ちゃん、お誕生日おめでとう!いつも明るく元気で可愛い真葵ちゃん、これからもよろしくね!

真葵ちゃん、ハッピーバースデー!頼りないゆりかお姉ちゃんだけど、いつも一緒に笑ってくれてありがとう~!大好き!

真葵ちゃん、お誕生日おめでとうございます!ヒマワリみたいにキラキラな真葵ちゃんの笑顔には元気をもらいます!じゅげむ!

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