ジブンガキライ

昔から、自分が嫌いだった

自殺を、初めて考えたのは

小学三年生(9歳)の時で

理由は流石に覚えてないが

後の事を考えてやめようと

思った事だけは覚えている


その次に自殺を考えたのは

就職後鬱になってからだが

こちらは、成功率の低さが

原因で諦めたと記憶してる


自殺の話はここまでにする


誉めて貰った事はほぼ無い

怒られた事は少しだけある

自己評価は低く感じていた


中学生の頃今思えばあれは

イジメだったのではないか

と思える事もあるが、当時

の自分は軽い嫌がらせ程度

にしか認識していなかった


高校生になって、二年生で

理系クラスを選択したのに

数学の補習の常連であった

授業中は理解できてるのに

テストだとできなくなった


そのせいもあり、その状態

を引き摺ったまま卒業して

浪人して、予備校の講師に

行ける大学なんて、一つも

無いとまで言われたけれど

結局は数ヶ所受かっていた


良く優しいと勘違いされる

自分ではどこが優しいのか

理解できない、自分の事を

優しいと思った事等は無い


自分の遺伝子を、一つでも

残したく無いと思っている

子どもは作れなくなったが

自分自身がまだ残っている


いつかは消えるだろうけど

別に急ぐ必要性は無いから

ゆっくり待ってみようかな


今思い返せば、選択のミス

ばかりの人生だったと思う


まぁ、それはそれで良いか

それじゃ皆さん、また来世


別にまだ死にませんけどね




……2022/04/01

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