閑話休題
「かわいらしい友愛だと思わないか? 友人になにかあったら、危険を冒してでも助けたいという思いが、ああいう夢に化けたのだろう」
「言いたいことは分かるが、なかなかイイ趣味をしているな、クロースター。他人の夢をのぞき見るなんて」
「……私は眠りも司る神だ。眠りが悪なるものに侵されないように、神のものも人の子のものも関係なく、巡回していただけだ」
「君、そういうところあるよなあ」
「それっぽいことを言っても、事実は変わらないわよ」
「なんとでも言え。面白かったんだ。……ゴホン、さあ最後は君の番だ、ヴェネト」
「ええ。招かれた者として、フィナーレにふさわしい話をしなければね。ということで、知り合いの魔法人形から聞いたとっておきの話をしましょうか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます