完結、おめでとうございます!そして、本当にお疲れ様でした。
第4部はとても心を揺さぶられ、涙ぐんで読みました。
これからは、神田明神や首塚にお参りした時、きっとこの物語と将門さまに寄り添い続けた女性たちを思い出すと思います。
あとがきとおまけも、とても楽しく読ませていただきました!
>全身を鋼鉄の外骨格で覆われた無敵の将門の唯一の弱点を探るために送り込まれたスパイ
パワーワードの連続で、本編の読後の寂しさが吹き飛びました笑
昔にも天才的な発想する人がいたんですね笑
ロボだこれー!と驚愕する桔梗姫が目に浮かびました笑
おまけ、あの激戦を生き延びて、幸せに過ごす登場人物を書いてくださって、嬉しかったです。
そして、お姫様ですが、お名前は聞いた事があったのですが、血族の方とは知らず驚きました。
…いらない情報なのですが「傾城三国志」という江戸時代の男女逆転三国志で、曹操がこのお姫様の名前になっているらしいんですよね笑
それでは、長々と失礼いたしました。
返信、なくても大丈夫です。
また、香竹先生の新しい作品を読めると嬉しいなと思っております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
不勉強ながら「傾城三国志」は小庭先生のコメントで初めて知りましたので調べましたところ、文化3年に「善知安方忠義伝」で滝夜叉姫の物語が刊行され、歌川国芳が名作「相馬の古内裏」を描いたのが弘化年間とのことなので、丁度ブームの只中に秀作を執筆した「傾城三国志」の作者墨川亭雪麿も滝夜叉姫という女妖術師キャラクターに余程強い思い入れがあったのでしょうね。今の時代と通じるものを感じます(-ω-)
小庭先生におかれましては、図らずも連作となった香竹「姫もの三部作」を通読いただきありがとうございました。三作とも先生から頂いた言葉を励みに最後まで描き繋ぐことが叶いました。いずれ完結した喜びと御礼を伝えに首塚並びに神田明神様に参詣させて頂くつもりです。
この度は香竹の歴史散歩に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
編集済
大作完結、お疲れ様でした!
合戦の描写から登場人物の機微まで、本当に見事に描かれていました。
先日、仕事で大手町に行った折、将門公の塚を拝見しました。
厳粛な雰囲気のなか、たくさんのお花……今も多くの方に大切にされているのだな、と香竹さんの作品を思い出しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
合戦描写については毎回既にどちらが勝つか決まっているものの、原典に殆ど子細な陣立てや編成が記されていないので、どう勝たせるか如何に勝たせないかを悩み通しでした。登場人物についても幾度もブランクが空いたので人物によっては一人称代名詞が揃っていない御方もいるかもしれませんがお目溢し頂ければ(;´Д`)
昨年、執筆にいよいよ行き詰った際、思い切って首塚と神田明神を参詣し将門様へお詫びと祈願をして参りました。お陰様で完結を迎えることが出来ましたので、いずれ近日中に御礼の為に再び参詣しようと思っております。
この度は香竹の歴史散歩に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。