雪ちゃんとの生活、開始 3
優雅な午後のティータイム。
少なくとも、
『ガーデニング・バー*Hana*』
にいる人達は、そんな雰囲気を求めに訪れているのだと思う。
しかし今日に限っては、その雰囲気を味わいに来たお客さんは失敗だったと言わざるを得ない。
――なぜか。
それは何を隠そう、この私達のせいに他なるまい。
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