夏には不思議な出来事がよく似合う。SFも似合う。そんな暑くなりすぎた夏を過ごすため、人類が考えただしたのは……。暑い夏のわずかなあいだの、思い出のような時間がさらりと流れるように描かれていく。こういうと陳腐な言葉になってしまうが、オチに至るまでがとても綺麗でまとまっている。これはもう読んでもらうしかないのだ。オススメです。
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