第32話甘い生活
結構濡れていて、シャツから下着が透けている。
まあ、いわゆるハーフ系の美少女だ。
改めてその美貌に惚れ惚れする。
あまりジロジロ見ると悪いんだけど、男の性が出る。
人間とは、男とは悲しい生き物だ。
ぬわんちゃ〜って、要はこの子とやりたいだけ。
この子の魅力は無理矢理強姦する男の気持ちも分かるほど並ではない。
そんな姿で挑発するなよ。俺じゃなくて他の軽い男だったら大変だぞ。
雨足は激しくなってきた。
それにやけに肌寒い。
五宮は震えてる。
20分くらい経ったろうか。雨は止みそうにない。
俺は上に着ていたシャツを脱ぎ五宮に羽織った。
咄嗟のことで五宮は目を剥いていた。
「風邪引くから、ね」
俺は雨の中特攻していく。
うわー寒い寒い、カッコつけて特攻するんじゃなかった。
その時スマホが鳴る。
大先生からだった。
「依子さんですか。今雨に濡れてます」
「坊や大丈夫?今駅前なんだけど、やけに肌寒いわね」
「依子さんめちゃくちゃやりたいです」
「私もよ坊や。いつものラブホで待ってるから」
今の北雄には大先生の魅惑の体しか眼中になかった。
2021(R3)8/24(火)
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