第275話 新人店員

「ブルーオーシャンへ、ようこそ」


「あ? 聞こえないっす、もう一度」


真新しいボーイの黒衣装に身を包んだ新人が挨拶の練習を充希から教わっている。


「前職は先生だから、なかなか、客商売が理解できないんだよ。一から教えてくれ、頼むよ」


奴は8時17時で昼間のシフトに入れてやった。学校と同じだ、ありがたく思え。


「そんじゃ、店の前の掃除して、終わったら、部屋と風呂の掃除ね」


「分かりました」


「違うよ。かしこまりました。さっき教えたばっかっしょ。頼んますよ。はい、すぐやる!」


充希にどやされながら、素直に仕事をしている。楽しみ?な逸材だ。

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