二月 みんなのたたかい
第248話 教頭
それは、一月が終わって二月が始まってすぐ、まだまだ、外は北風が強く吹く真冬の昼過ぎに突然起きた。
昼休みが始まってすぐ、給食当番の後片付けで教室にいて、ご学友も校庭に向かい始めて10名ほどだけが教室にいるそのときに起きた。
「佐藤君、話があるんだが」
ひょろっとした神経質そうな、何かと俺に絡んできていた、教頭先生だ。
「結論だけ言うよ。決定事項だ。佐藤君、君は本日、この時間をもって本小学校に立ち入る事を禁じます」
うすら笑って俺の表情を観察している。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます