第245話 お家デート

6畳程度の玄関入ってすぐの部屋で完ロリが調達してきたお子様シャンパンとお菓子を広げるので、


「ケーキ買ったよ、ホールで、二人じゃ食べきれないから、お母さんのお土産に持って帰って」


甘いものが好きなリリィさんは、お目めキラキラさせながら、


「もう、楽しみにしてたんじゃん。なんだかんだ言って、私とのお家デート」


ご学友どうした。いつからお家デートになった。俺は、リリィさんのあまりの飛躍っぷりに思わず笑みをこぼして、また、こいつは、こんな事を平気に仕組んでと、可愛い子供だと思ったら自然と笑っていた。

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