第4曲 なみだは乾かない
タイトル:「なみだは乾かない」 詞・曲・編 阿部芙蓉美
曲 谷本新
ジャンル:J-POP
URL:【 ✕ 】
曲構成:In-A-S-A/S-A-Ou
(数日投稿しなくて申し訳ありません。ちょっと周囲で色々あったもので、新作をつくるのが遅くなってしまいました)
(ちなみに、石原さとみさんが出ている「すき家」の宣伝の曲も歌ってるんじゃないか、と私は睨んでいます。調べても出てこないので、確証はありませんが……。
何はともあれ、最近の私が一押ししている歌手の方でもあります。多分、この後も阿部さんの曲を紹介することがあると思うので、あらかじめ断りを入れておきます。
なお、URLは置かないでおきます。
大人の事情です。まだ大人かどうか微妙ですけど。
①曲概要
この曲は、ASASAのサンドイッチ曲です。メロディーは覚えやすい曲ですね。最初のAと最後のAは対応しています(前回の「在る日々」と似てますね)。ここでも、心境の変化が見て取れます。
歌詞は結構正直というか、そのまま素直に受け取れるところが多いです。ただ、解釈は
曲調に関しては、昔の自分を思い出すようなメロディーになっているように思えます。
私事になってしまいますが、(記憶上)生まれて初めて聞いたアーティストは「トップ・オブ・ザ・ワールド(Top of the World) 」や「クロス・トゥ・ユー(Close to You)」が有名な、Carpentersでした。その曲調を思い出させました。
②解釈
私が一番しっくりくる解釈は、故郷に残る者(主人公:一人称なし)と故郷を
友人か、彼氏か、彼女かわかりませんが、そこは重要ではなくて、まもなく遠くへ行く者と残る者の間の歌だと推測します。
主人公は相手を呼び出して「待ちぼうけ」している。見上げた空、星が飛んでいくように見える。
旅立つ者は一人きりだ。東京かどこかはわからないけれど、別の場所でひとりぼっち。そちら側のエピソードばかりに目が行きがちだけれど、それは残される側も同じこと。
公園に向かう。恐らくこれが最後の夜。ブランコに乗ってなにがしかの会話を交わす。「ブランコは空に近づけるのがいい」というのは
最後のAメロのときには、恐らく相手はもういない。けれどそれでいいんだと思う。再び星が飛んでいくように見える。
ここで曲は終わりです。
なぜ巣立つ者と残る者という場面で解釈をしたかと言うと、阿部さんの曲には結構そういうテーマが多いためです。「青春と路地」や「いつかまた微笑みあえる日が来るまで」などがそうです。
もちろんあくまでそう見えるというだけではありますが、こんな感じで私は解釈しています。
また、逆の立場で解釈することもできますかね。主人公が発つ者、相手が残る者というかたちで。
もちろん、聞き手次第です。
しかし、全くの暴論ではないのではないかと、思っています。
何かしらの手段で曲を聞いてくださった方の解釈も気になるところです。
今曲はここまでです。下にちょびっと項がありますが、宣伝なのでここでこの曲に関する話は終了です。
ではまた次の曲でお会いしましょう。蓬葉でした。
③宣伝
この曲をもとに、一つ小説を書きました。それが「ブランコ」です。短編なのでそれなりに読みやすいかと思います。
ただ、ここまでこの話を読んでくださった方には言わずもがなと思いますが、決して明るい話ではないので注意してください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます