この世界の仕組み

目の前に無数の泡が見えた。

数だけ奇跡があるのさ。

光と同化した友人が言う。

だけどすぐに消えてしまう。

そういうものなんだ。

なのに人はその儚さに泣く。

有り難いと震えてる。

かわいそうだね、何も知らない。

ごらん、いくらだって作れる。

どこにだって生まれるんだ。

ただ、それに気がつかないだけで。

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