第1期

第1話

「 ふわぁ ~ ... おっはよ ~ ...

 お、音流 朝ご飯 作っt ... 」

「 あ、 実奈 おはよう。」


朝6時から台所に立ち、8人の胃袋に入る予定の

朝ごはんを作っている音流。今日の朝ご飯の

メニューはサラダに納豆ご飯に...

卵焼き...?


実奈「 ね、音流 ... それ ... なんで 溶き卵に

 炭酸水 入れてるの ... ?(震)」


ダバダバダバ ...


音流「 えっ?」

実奈「 ...何かの実験?」

音流「えっ、いや...違うけど。」


そっとワークトップに置かれたペットボトルが

コトッ と音を立て鎮座する。


音流 「卵焼きを作る時、溶き卵の段階で

 適量の炭酸水を入れるとフワフワになるの。」

実奈「へぇ ~ ... 。(引き気味) 流石雑学王だね ...

 確かにそう言われると音流の作る 卵焼きって

 フワフワしてて美味しいよね...

 でも そんなに 大量に 入れて 大丈夫なの?」

音流「まぁ、元々卵の量が多いからね。

 それにほら、

 萌恵もえちゃん卵焼き大好きじゃん?

 萌恵ちゃんだけじゃなくみんなに

 人気なおかずだから沢山作らないと...。」

実奈「 なるほどぉ ... 」

音流「ってか、元々 の 料理担当 実奈 なんだから

 早く 手伝ってよね ~ ...」

実奈「え?そうだっけ ~ ?ww」




今回の雑学。

 卵焼きを作る時、溶き卵3個に対し

 大体大さじ1杯の炭酸水を入れると、

 空気が多く含まれるためフワフワに仕上がる。

 炭酸水がない人は、卵を溶く時に

 卵を切るように溶く。

 分かりにくいと思った人は、

 渦巻き状に混ぜるのではなく

 水車のように混ぜると空気を含みやすい。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る