第2話

 昨日の件もあり少し学校に行きにくいが休む訳にも行かないので俺は学校へと向かっている。

 ギャルさん達……に何か言われるのだろうか?それとも何も言われないのだろうか…。


 と、ずっとそんなことを考えていると教室の前に着いてしまった。

 教室の中からはギャルさん達の話し声も聴こえる。


 「ふぅ……。」


 大丈夫。きっと大丈夫。

 なにが大丈夫なのか自分でも分からないが多分大丈夫だ。


 俺はそっと教室のドアを開け中に入った。足音を消しながら歩き自分の席へと座った。

 そして即座に寝たフリに移行した。


 よしっ作戦は成功した。

 寝たフリさえすれば話しかけることは無いだろう。


 「ねぇ、坂本…ちょっといいかな?」


 ぇ?こんな秒で話しかけられることある?と、頭の中で思ったが無視するわけにもいかない。


 「な、なにかな?」


 顔を上げてそこに居たのは……と言うか俺の席の周りを囲っているのは昨日助けてギャルさん達だ。

 一体……全員で俺をどうするつもりなんだ?なんかちょっといい匂いがするし……


 「その昨日はありがとう……私達すごく助かったって言うか……」


 そう言ったのは山下知沙だ。ミニスカでパンツが見えそうになっている。それと……少し顔が赤いが熱でもあるのだろうか。


 「いや、全然大丈夫だよ。気にしないで」


 俺はそう答えた。

 とりあえずこの状況をどうにかしてほしい。平凡な男子を美少女ギャル達が囲っている。

 視線がヤバい。ってこれ、どんなエロ同人誌だよ……。


 「き、気にしないでって言っても…あの後坂本も大変だったんじゃない?怪我とかしてない?」


 と言ったのはクラスメイトの花坂加奈子だ。黒髪ロングが綺麗だ。

 ちなみにコイツもパンツが見えそうなクラスにミニスカだ。


 「そ、そうそう。あいつら強そうだったし」


 続いて言ったのは宮部沙織。ギャルさんグループの中で唯一髪を染めている。

 サラサラの金髪だ。言うまでもないかもしれないがパンツは見えそうである。


 「だ、だよね。怪我してたら私達……そのすごく申し訳ないなと思って……」


 と言ったのは西山美希。気が強い子だと思ってたのに…そうでもないのか?

 ……って言うかこの子達みんないい子すぎないか?ギャルってそんなイメージないんだけど。

 って……これは俺のクソみたいな偏見だな。ギャルにもいい子はいるってことだよな。


 ほんと、助けてよかったよ。


 「うん、心配してくれてありがとう。でも俺はほんとに大丈夫だから。全然気にしないでいいよ」


 「せ、性格までよすぎでしょ……」


 ?花坂加奈子が何か呟いた気がしたが気のせいだろうか。


 「それで坂本…実は私達で昨日のお礼と言ってはなんだけど…そのお弁当作ってきたの……だから…えっと……そのぉー……」

 と、山下が言うが何を言ってるのかよく分からない。お弁当?


 「あーもう、ちさっち焦れったいよ。顔に見合わないことしてないでぱぱっと言いなよー。」

 「く、胡桃!うるさい!」


 と、言ったのが佑樹胡桃だ。元気っ子ギャルって感じでクラスで大人気の女の子だ。


 「だからね坂本っちー、私達が言いたいことは、みんなで一生懸命お弁当作ってきたから良かったら食べてほしいなーって」

 「そういう事か。ならありがとういただくよ!」


 やっぱりすごくいい子達じゃないか。本当はギャルじゃなくていい子達だったんだな。


 「やったー!ありがとうさかもとっち〜!」


 そう言って佑樹が俺の腕に抱きついてきた。腕におっパイの柔らかい感覚が伝わる。


 この大胆さ……やっぱりギャルでした。





 ◇


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平凡なオレがクラスメイトのギャル達を助けたらベタ惚れされたんだが〜美少女なギャル達に振り回されながらも楽しい学園生活を送ってます。え、告白?するわけないだろ。全員可愛すぎて選べない はち @yuto0619

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