声がきこえた


「おはよう」


 声がきこえたかと思えば。

 誰かに揺り動かされて唸った。

 まだ眠い。拒否するように寝返り。


「おはようってば」


 またもや揺り動かされた。

 先程よりも激しい。

 これはいよいよ観念する頃合いだろうか。

 重いまぶたを持ち上げれば、朝日が目を刺した。

 眩しさに思わず目を細めてしまう。

 そんなぼんやりとした視界の中で、笑う君を見つけた。


「やっと起きたね。おはよう!」

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