両片思い編 あとがき

 以下、本編の内容にはあまり関係のない話になっております。読み飛ばしていただいても、物語になんの支障もありません。興味のない方は、どうぞ、そのまま次話へお進みくださいませ。


   *   *   *


 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 もともと本作は、先の見えないこういう状況の中、『ステイホームで成り立つラブコメを描いてみよう』との思いから書き始めたものでした。二人の家の中だけで(路上には出ましたが)ラブコメしたっていいじゃないか! と。ステイホームの可能性を追求しよう、とか大それたものではありませんが、少しでも『ステイホーム』を楽しんでいただけるような作品を、と思いまして……。そんなわけで、勝手に『家の中だけで』という縛りの中、書いて参った次第で(ステイホームタグをつけようかとも思いましたが、さすがにネタバレになるか、と控えておりました)、実はあと一話ほどで完結にしようかとも思っていました。


 ただ、親心というのかなんなのか。付き合ってからの二人も書いてみたいな、という欲が湧いてきまして……いろいろと悩んだ結果、ステイホームの縛りはここまで。この先は『恋人編』という区切りにして、書いていくことに致しました。


 ただの自己満足ではあるのですが、もしかしたら、お気づきの方もいらっしゃるかな、とも思いまして、あとがきという形でお知らせさせていただこうと思いました。

 引き続き、『恋人編』もお読みいただければ幸い至極です。


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