第162話 justice

対する、共産主義は

比較的、資源に乏しい国だったり

気候が厳しい寒冷地に多かったりする。



つまり、住み難いので

少ないエネルギーを、分け合って生きよう。


そういう発想。雪かきや、雪崩などの

災害が日常的にあるから、助け合う必然から生まれたものであったりもする。



大地から生まれたものは、皆大地のものだから

個人の贅沢は、無かったりする。



現在では、ある程度の個人資産は持てるが

当初はこんなもので、産業は従って零細であり

大量生産など見込めないから、あらゆる産物が高価であり



従って、民主主義の資本による経済よりは物は少ない、と言えるが


物があるから豊かか?とも言えないが。



そんな風に、共産主義も環境への適応である。





民主主義と対立する、と言うが


それは、アメリカを主とする自由主義経済の産物が

安価であったから、なのであろう。







大きな問題は、本当に共産ではなく


国の支配者などの階級は、贅沢を極めていた事、などである。


それは、もちろん芳しくないが


今の日本で起こっている事は、これに近いし


子供のイジメや、大人社会にあるパワハラ、セクハラなども

これに近いから


おそらく、共産圏的な発想の持ち主が始めた事、であろう。


ケネディのような民主主義者や、日本でも1960年代以降に生まれた

戦前派の子供世代は、平和と人権の有難さを知っているので

正義感から、とても出来ない事である。



仮に、マイノリティでも差別などできないと言うのは

いわば倫理であるし、主義でもない。






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