第131話 lohk

ケネディは、どうして暗殺されなくては

ならなかったか?



彼は、頑なだった。



そのせいで、ベルリンに壁が出来たし

キューバの人々を爆撃で苦しめたりした。




民主主義、自由主義、資本主義。



共産主義、全体主義。統制主義。



いろんな考えが世の中にあって、それぞれを

信じる人々がいるから



融通を利かせる事も、時には必要で




頑なに自分の考えを主張してしまうと、それは


違う考えの人々にとっては



攻撃



と、映る。




そのせいで殺される事もある。





不条理な事である。



互いに住み分ければ、殺しあう事もない。




違う考えを認めればいいのである。



コンピュータで言えば、ソフトウェアがなんであれ



インターネットの約束事に合っていれば、つなぎ合えるように。




人間は、まだそこまでは進化していない。




ケネディがなぜ頑なだったのかと言うと



アイルランド移民だったし、少数派として

少し、心に抑圧感を持っていたから、などと

も思える。




頑なだから、大統領になれたのだけれども。





もし、もう少し客観性があれば



殺されるまでにはならなかった。




つまり、心に優しさがあれば

人は救える。





その優しさとは、いま、神様たちが考えている

攻撃性の抑制で生まれるのである。


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