第84話 topology
週末ならば、サンライズエクスプレスも
旅する若者で賑わうのだけれども
平日のいまは、静かだ。
ロビーコーナーは、かつての[ロビーカー]を
縮小したもので
国鉄時代は、同じ東海道をゆく夜行列車[はやぶさ][富士]などに食堂車と共に1両連結されていたものだっだ。
もっとも、航空機のない時代に
政治家や、財界人が
よく利用していたので
そうした配慮もあったりしたのだけれども。
いまは、政治家や、財界人は
飛行機で行ってしまうし
それでなくても新幹線で行くので
サンライズエクスプレスは、あくまで
庶民の乗り物になっている。
なので、ロビーも縮小、と言う
民営らしい効率的なスペースになって
昔の、ゆったりソファーとテーブルから
窓際のカフェ、ハンバーガーショップみたいな
軽い印象のものに変わっていたりする。
そこで、話あう神様と言うのもまた、軽い印象であるが(笑)
まあ、神様だと言わなければ
誰もわからない。
そういうものだ。
いま、皆が生きている3次元空間が
実は、超紐状の1次元空間である、などと言われてみても理解出来ないのと同じ、である。
地球があり、太陽系があり銀河がある。
その果てが、観測できないけれど実は、膨張しながらある空間だ、と言う事は
既に解っているが
それが1次元のトポロジックな存在で
ある、と言う
そういう構成で考える、そんな理論である。
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