第62話 日本の神
なるほど、その寛容さが日本なのか、と
神様たちは、ほとんど西洋系なので(笑)
そう、納得した。
宗教でも、信仰でも
日本人は曖昧で
クリスマスには、キリスト教、お正月は神道(笑)
お葬式は仏教。
なので、911テロのような精神は
全く理解できない、そんな国民性。
それだけに、悪い人が居ても
追い出したりもしないし
対立もしない。
だから、悪い人を
誰かがやっつけてくれるのを待っている、そんな国だったりもする。
ある意味、それは修業であるかもしれない。
戦いあって、心が傷むよりは
心を平静に保つ事の方が、余程毎日を
心静かに過ごせるかもしれない。
いつかは、天に召されるその時まで。
なんて思う神様たちは、ちょっと人間離れした考えである(笑)当然だが。
思えば、争って生き残るのは動物的な生き方である。
戦っても、心豊かで居られないのなら。
戦わずして無我の境地に至るのも
ひとつの生き方であるかもしれない。
日本の神様は、そう考えているのだろうか、と
めぐの国の神様は、そんなふうにも思う。
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