第109話 ブースター接種終えました。

 何だかんだと、三度目の職域接種を終えました。今回もecotさん制作の「注射こわい」Tシャツを着て挑み、やっと看護師さん&お医者さんにウケました。良かった、霞が関にもギャグがわかる人がいたんだ。

 ……違った、そうじゃない。使用ワクチンは今回もモデルナ。交差接種がいいと言われてるけど、モデルナは効き目強そう(個人の感想)なので、三回モデルナだからスーパーモデルナ人になれるとワクワクしていました。

 しかし、悟空がスーパーサイヤ人になるのがキツかったようにスーパーモデルナ人になるのもキツかった。

 で、参考になるかわからない副反応コーナーですが、二度目とはまた違うものでした。まず、熱は7度ぴったり。微熱です。しかし、全身が痛い。

 筋肉痛とも関節痛とも違うなんとも言い難い痛み。強引に例えるなら身体の内側からタワシを押し当てられてるような痛み。

 今回使用した鎮痛剤はイブクイック(アセトアミノフェンとイブプロフェンの混合タイプ)。しかし、全く効かず、痛みも熱も引かないので冷感シップを腰と両ワキに貼ってしのぎました。

 二日目。痛みは八割引き、6度7分(通常より高め)。しかし、前日の痛みのせいか体力消耗しきってたので「あかん、仕事したら突っ伏して寝るわ」と思い、休むことに。特別休暇が認められている公務員で良かった。

 でも、中には「副反応出たけど頑張って出勤したよ!」と社畜自慢する人が未だにいる。確かに病気ではないけど、他の人が休みにくくなるから止めてもらいたいものだ。


 そして夫は「ま、個人の権利だしね、4回でも5回でも打ったら?」となんだかひろゆきみたいな上から目線のスタンスです。

 んなこと言ってもこのウイルス自体、人類未踏のウイルスによるパンデミックだし、元々東日本の人間は低線量長期被曝という人類未踏の生活中というか壮大な人体実験中でもある訳です(個人的な見解です)。

 今さら何を言う。

 放射線は違うがワクチンに関してはリスク承知で打ってるのだからほっといてくれ。

 というか、夫がここまでノーガードノーマスクで罹患しないのはよほど運が強いのか、それともとっくに不顕在感染しているのか? それで家族内感染して私にも伝染り、今回の奇妙な副反応になったのか?


 夫は相変わらず反ワクチンです。またダイエットに失敗してリバウンド中でもあるし、今年も隠されたのでガサ入れして検閲した人間ドックには「要精密検査」とあった。精密検査くらい受けろと言うと怒るし、どうしたものか。

「どうせ人間死ぬんだから」ってうそぶくが、じゃあ、なぜ健康診断と人間ドックをキチンと受けるのだ? この辺もダブルスタンダードだなあ。怒りっぽい、You Tube見るだけで趣味が楽しめないなどどメンタル面も心配だが、医者嫌いでイビキ治療など数々の医療機関の受診拒否は以前も書いた。

 副反応中に取り憑いていた甘い物専門の食欲魔人も去り、元の細い食欲になったから、私のストレス痩せはまだまだ続きそうである。


 打首獄門同好会の「新型コロナウイルスが憎い」をBGMに頑張ります。

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