　え、あ、いや、鬼滅の刃を読んでまして。ついつい、原作のコソコソ話は裏設定がいっぱい載ってて面白い。

　さて、夫が北海道＆伊豆から帰ってきてからの健康観察。北海道はクリア。伊豆があるから、あと一週間様子見て何にもなければOKだ。

　密かに対策もしています。ワクチン打ってもブレイクスルー感染あるからね。

　とはいえ、ワクチン打った安心感からか、ピークより体重二キロ回復した。筋肉を付けたいからストレッチしたいなと思いつつ遠距離通勤でヘロヘロだが、ピーク時にはコロナ禍前より八キロ痩せてしまったから。まあ、十三号なりかけからの九号なのでまだ健康の範囲。

　ところでまた読売新聞の話になる。私自身、参考にさせていただいている「虚実のはざま」へ感想と私の現在の状況、エッセイの存在をメールしたら電話取材を受けた。

　記者さん曰く、「うちと同じだ」と反響がすごかったので、何件か取材させて頂いてると。そうか、陰謀論にハマっている家族に悩んでいるのは我が家だけでは無かったのか。

「夫は不在ですから取材は大丈夫です。夫ですか？　私の誕生日ブッチして、緊急事態宣言真っ最中の北海道一人旅中です」と言ったら記者さんは絶句。そうか、記者さんは家族の誕生日を大事にする人なんだな、いいなあ(遠い目)

　取材の結果？　紙版には載らなかったけどWeb版でちょっとだけ。

　でも、ワクチン打った夫が帰宅したら妻の「ワクチンを打った人から毒が出る。そんな人とは暮らせない」と書き置きして連絡取れなくなった人のメイン記事の内容が壮絶過ぎて、うちはまだマシなのかと思ってしまったり。

　共通しているのはYouTube、Twitterを既存メディアより信頼していること。私も「夫が見ているのはエッセイに書いたまとめサイトに〇ノ〇ニュース、YouTubeはくつざわ何某というのは確認しましたが、それ以上は……」と言うと記者さんは「あ〜」となんか「またその名前か」と取れるようなニュアンスのお返事。

　記事は上下になっており、下の記事を読むと陰謀論者にやってはいけないことに「否定する」「嘲笑する」。

　あれ？　第40話と第64話で私はやってしまってる。しかも64話では腹黒ドラえもんの「プー、クスクスクス」をリアルでやってしまった。

　Twitterにて陰謀論から自力で抜け出したという人に尋ねたら「あー、それは怒る奴だ」とのこと。

　そっか、やってはいけないことだったのか。でも、陰謀論って腹抱えて笑うような荒唐無稽なモノやら、ネットで拡散してる時点で「陰謀」の定義から外れていることに気づいてないのだもの。たまには邪悪ドラえもんになりたくもなるわ、と言い訳しておく。

　その記事にもあったように陰謀論者に正論をぶつけても解決は難しいものである。