第83話 ワクチンに村を焼かれたのか?

 さてさて、一人お留守番もとい緊急事態宣言を忠実に守ってる私は更新。夏休みは基本、片付け中心の予定。正確には一日だけLIVE行く予定だから県を跨いでしまうが、ワクチン接種済の私でもなんか罪悪感するのに、ノーマスク、ワクチン未接種の我が夫は本当に安全性バイアスがかかってる。

 確か、北海道も緊急事態宣言出ていると警告したはず。


 で、Twitterにも「夫注意報・北海道民の皆様は出くわしたら速やかにソーシャルディスタンス取ってください。人の誕生日ブッチした罪は重い」とツイしたら「埋め合わせはするから 」と連絡が来た。


「埋め合わせ? ワクチン打て。それ以外は認めん」


 未だに買ってくれない結婚指輪はお金出せば買えるけど、免疫は店には売ってない。おっ、早い。返信だ。


「断固拒否」


 ……夫はラノベで言うところの『ワクチンに村を焼かれた』のか『ワクチンに親兄弟を殺された』のだろうか、いや、義両親はとっくにワクチン打ってピンピンしてるし、義兄弟達も同様だ。


 やはり「厚労省やマスコミは薬害を隠蔽している」陰謀論が根強いのかな。


 以前にも書いた読売新聞の短期連載シリーズ「虚実のはざま」は今回はSNSによるワクチンデマがメインでした。

「不妊」「5G」やらなんやら。「ワクチンは毒物」と信じ込んで接種した家族に物を投げつけて罵倒したケースもあり、深刻です。諸外国にも同じようなケースが多発し社会問題化していると。

 うちの夫も最初は私にも打たせたくなかったそうですが、「打つ自由に打たない自由」を尊重した結果だそうですわ。


 ……上から目線の戯けたこと言ってんじゃねーよ。アレルギー以外に公衆衛生に選択の自由はねーんだよ。声のデカい人に圧されて厚労省が弱気なんだよ。ガタガタ言わずに打てよ。


 いけない、だんだん、言葉のやさぐれ方が常態化してきた。一応女性なのに。

 ちなみに似たこと言ったことありますが「ヤダ」の一言で却下。


 マスクもイヤ、ワクチンもイヤ、宅飲みばかりもイヤ、大人のイヤイヤ期は直し方が分からないものです。今頃、酒を提供している闇営業の居酒屋探ししていそうだな。

 予感が外れますように。

 そして、自宅療養に必要そうな物をこっそり補充しておこうとネットショッピングする私。(;´д`)トホホ……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る