第53話






俺が結月とイチャイチャしていて香澄に軽く威圧されてる中ちなみちゃんが少し恥ずかしそうに


「アニソンって…どうなの?」


心配そうな顔で尋ねると華帆様がドヤ顔で熱く語る


「いやあず○ゃんはちゃんと放課後の曲やらなきゃ!!唯先輩達悲しんじゃうよ」


「いや私はちなみだよ?」


「そして奇しくも唯が同級生にいるっていう奇跡!!」


「香澄ちなみに…」


「澪とつむぎはいるけど律はいない!」


「りっちゃーーん」


「そこのバカップル黙れ!!ちなみに律はウチのバンドのもう1人のギターで1年にいるよ!文化祭は別々でやろって話したけど…」


「お!!全員集めてティータイムさせよ!!」


「橙李君までのらないで…誰がとめるの…」


「てかいいじゃんあず○ゃんで!!可愛いし!!ぽいもん!!で後はそうだなぁ〜」


華帆がちなみちゃんのあだ名と一曲を無理矢理決めて考えていると結月が


「あ、昨日YouTubeでおジャ魔女の曲やってるの見たよ!」


「お!!流石結月さん!!いいね!それ行こう!!後はハ○ヒの文化祭の曲!!てか何曲すんの?」


「いやアレ難しく無い??」


「ゆーにー関係ないよ!やるか、やらないかだから!!」


「はい…」


「んー4曲くらい?時間多分30分くらいだから5はしんどいかな、喋ったりとか考えるとね」


「今の3曲まぁまぁ難しいよね…」


「放課後の曲しだいかなぁ…」


「まぁ華帆だからね…」


「関係ないよねぇ…」


ちなみちゃんが華帆の質問に真剣に答える中裕也が軽く弱音を吐く諦めてる香澄と俺、それを見て笑っている結月


「んー後今年といえばエヴ○かコ○ンだけど、コスプレ的になぁ…リ○ロとかも捨てがたい…私的にはバンド関係なく告白シーンのソロ曲だけどもりあがならいしなぁ、オープニングのどれかにする?オススメは一期の方が最初カッコいいよね!!」


「あー確かに!!アレいいよね!!」


「流石あず○ゃんわかってる!!ならソレとアンコール用になんか無いかなぁ」


「NA○Aはどうかな華帆ちゃん?映画の方のブラストの曲!!」


「流石結月さん!!それで行こう!!って訳で曲は、放課後のGo!Go!、おジャ魔女○ーニバル、ハ○ヒのバンドのGod、リ○ロのOp、アンコール用にNA○Aね!!私的には最高かな!!」


「まぁ何となく決まったけど私もそれでいいわ!!」


「橙李こうやって曲ってきまるの??」


「結月、華帆がいたらこうなる…」


「あーなるほど…」


「てかちなみ気づいてないけどギターだいぶ難しいよね、コレ…」


「あぁ、後は香澄のアレンジもな…」


「そしてあず○ゃんに対抗しなくなってる…」


「俺らも呼ぶか」


「それがいいわ、ちなみイジれるの私かあんた達くらいでしょ」


「それより練習かぁ」


「「「はぁーやるかぁー」」」


曲が決まってからは何となくの曲順とMCなどをどうするか、歌割りなど話し合って終わった。


何故か俺がハ○ヒをメインで歌う事になった、理由は何となく出そうだ、香澄はおジャ魔女を歌う。こうして少しずつ文化祭に向けての準備が始まった。


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